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ある日突然、満面の笑みを浮かべたヒラ君とこーすけ君、それから不機嫌そうなフジ君に呼び出された。
何を言われるのか、とドキドキしていたけど、そんなの杞憂だったみたい。
「Aちゃん、もうキヨのこと避けなくてもいいよ」
「キヨさ、(人2)と別れたんだよね！これで俺らも安心安心！！」
不服そうなフジ君とは大違いで、テンションの高いヒラ君。
私はと言うと、暫く呆然と突っ立ってたと思う。
キヨ君、(人2)さんと別れたの？
なんで、どうして？
もしかして、私の…
「あ、先に言っとくけど(人1)のせいとかじゃないからな？悪いのは(人2)だから」
私の考えを読んだこーすけ君に釘を刺される。
私のせいじゃなくても、気にはなってしまう。
よくわかんないまま三人と別れて帰路につく。久し振りに一人で帰るなあ。
『避けなくていいって言ったって、もう話すことなんてないと思うんだけど…』
重い色の空に呟く。雨が降りだしそうだな。急ごう。
月日は巡って、卒業式。
私は無事、第一志望の大学に合格した。それはキヨ君たち四人も同じだったみたいで、四人とも同じ大学に行くらしい。
一人暮らしをするから、その準備とかですごくバタバタしててキヨ君と話すことなんてなかった。
フジ君とは変わらず話していたけど。どうやらフジ君は実家から通うらしい。
校長や来賓の人たちの長ったらしい挨拶の間、あの四人はそれぞれ不真面目だった。
キヨ君とこーすけ君はバレないように(周りにはしっかりバレてるけど)寝てる。
ヒラ君は何を想像(妄想)しているのか、ものすごくニヤニヤしている。周りにはバレてないけど。
フジ君は若干悪い姿勢で他の三人を見ている。ヒラ君と口パクでしゃべってるっぽい？
かくいう私はキヨ君を見て泣きそうな気持ちになった。
ああ、これで終わりなんだ
もう会えないんだ
私の想いは届かないんだ
話したい
伝えたい
…でも、もうだめだ
＿＿＿そういえば
フジ君が言ってたこと、本当なのかな
本当に、なるのかな
そんなこと、まったくわかんないけど
『信じてみようかな』
淡い期待を込めて、拍手に混じって呟いた。
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みらい(プロフ) - この続編が見れないのですが... (2016年4月28日 22時) (
レス) id: 3ab5c05228 (このIDを非表示/違反報告)
紫水 - 蒼乃さん» ありがとうございます！テンポよく更新していけたらいいなと思っています！頑張ります！！ (2015年12月14日 23時) (レス) id: eb31e08839 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 更新楽しみにしています。とてもワクワクしています。応援しています (2015年12月14日 22時) (レス) id: 254f248085 (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - 怜奈さん» まじですか！！最高でしたね！！！でも会員じゃないのでレトさんの弓道が見れない！！！ (2015年12月12日 18時) (レス) id: d17cd5009f (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 私も江戸村見ましたよ！最高でしたね！！最高でしたね！！(大事なことなので二回言いました) (2015年12月12日 14時) (レス) id: 3dc44ae1cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃこ,紫水 | 作成日時：2015年11月6日 20時
