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「Aちゃん、ちょっといい？」
キヨ君の彼女さん…(人2)さんに呼ばれて席を立つ。
お弁当途中だけどまたあとで食べよう。
(人2)さんに連れられて、体育館裏まで来た。…ここあんまり来たくないんだけどね。
思い出しちゃうし。あの日のこと。
私のことを見た(人2)さんは、まるで敵意を持っている様な目で言った。
「Aちゃんさ、キヨ君の何なの？」
『…え？どういうこと、ですか？』
「とぼけないでよ。キヨ君は私の彼氏なのよ？これ以上彼に関わらないで」
どうしてこの人はこんなことを言ってくるのだろう。全くわからない。
『何のことだかわかりません！私、キヨ君と関わってなんか無いですし…』
「じゃあどうしてキヨ君があんたのことを“可愛い”なんて言うのよ！」
…何を言っているの？キヨ君がそんなことを言った？
嘘でしょ？そんなはずない。
『何かの間違いじゃ…』
「私が今朝本人から聞いたの。…信じられないわ、人の彼氏に」
信じられないのはこっちの方だ。わけがわからない。
「とにかく、これ以上キヨ君に近付かないで。わかった？」
『…わか、り、ました…』
それだけ言うと(人2)さんは帰っていった。私はしばらくその場から動けなかった。
取り敢えず…
『フジ君に…相談しよう…』
すぐフジ君に頼ってしまうのも私の悪いところなんだろうな。
放課後まで待って、校門でフジ君を待つ。
待っている間にキヨ君と(人2)さんが目の前を通った。(人2)さんとは目が合ったけど、キヨ君は私に気付いてすらいないみたいだった。まあ当たり前か。
5分位待ってフジ君が出てきた。声を掛けると、すぐに察してくれたらしく、この間と同じ人通りの少ない道に進む。
「…何かあったんだよね？」
すぐにフジ君が聞いてきた。こういうところはありがたいと思う。
『今日ね、(人2)さんに呼び出されて、“キヨ君に近付かないで”って言われたの』
「え？どういうこと？」
『わかんない。けど、キヨ君が私のことを可愛いって言ったらしくて…』
「なんなの？アイツなんなの？」
マジで信じらんない、と頭を抱えるフジ君。
ホントに、なんだろうね。キヨ君。
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みらい(プロフ) - この続編が見れないのですが... (2016年4月28日 22時) (
レス) id: 3ab5c05228 (このIDを非表示/違反報告)
紫水 - 蒼乃さん» ありがとうございます！テンポよく更新していけたらいいなと思っています！頑張ります！！ (2015年12月14日 23時) (レス) id: eb31e08839 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 更新楽しみにしています。とてもワクワクしています。応援しています (2015年12月14日 22時) (レス) id: 254f248085 (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - 怜奈さん» まじですか！！最高でしたね！！！でも会員じゃないのでレトさんの弓道が見れない！！！ (2015年12月12日 18時) (レス) id: d17cd5009f (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 私も江戸村見ましたよ！最高でしたね！！最高でしたね！！(大事なことなので二回言いました) (2015年12月12日 14時) (レス) id: 3dc44ae1cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃこ,紫水 | 作成日時：2015年11月6日 20時
