黄色 ページ35
黄「…俺もコッチに用があるんッスよ」
「あぁ、そうか分かった」
俺は来た道を戻る事にした
「………」
ｽﾀｽﾀ
「…(ｲﾗｲﾗだから何でついてくるんだよ!?」
「俺もコッチに用があるんッス!!」
あ〜うぜぇ！
もう無視する事に決めて俺は歩くことにした
そらから数十分後にあのその少年が急に俺を引っ張って女共に追われ始めたと言う事だ
何とかその女共を振り切った
「だから何で俺も追いかけられてる見てぇになってんだよ」
黄「ﾊｧ…ﾊｧ…それ、より…全速力で、はしった、筈なのにﾊｧ…」
わんこは息を整える
黄「なんで息切れて無いんッスか!?」
「あんなんで切れるわけねぇーだろ」
黄「俺、結構足速いって言われてるんッスよ!?」
「自慢かよ、うぜぇ」
黄「相変わらず酷いッスね!?」
「もう帰っていいか?」
黄「嫌ッス!!」
「tk許可貰わなくても帰る」
俺は帰ろうとするがわんこが俺の腕を掴んで離さない
黄「嫌ッスぅぅぅぅぅう!!」
「お前は駄々っ子か!!俺は帰るんだよ!!」
俺が強くそう言うとﾎﾟﾛﾎﾟﾛ涙を零しながら
黄「(ﾋｯｸ…嫌…ッス」
…どーしてこんなにも俺が帰る事に嫌がるんだよ
「どーして嫌なんだよ」
黄「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…」
「泣いてちゃ分かんねぇだろ」
俺は涼太の背中を撫でながら優しく話しかける
黄「一人で居ると知らない所に連れて行かれるッス…」
「知らないトコ?」
黄「そこに知らないおねぇーさんが居て俺を…」
そこで話すのは嫌かのように黙り込む
「」
…攫う奴は最低だな
「何回もあったのか?」
涼太はｺｸﾘと頷く
「そうか…涼太、お前の家何処だ」
黄「？」
涼太は何でそんな事を聞くのか分からないようだった
「家まで送ってやるよ、家の中なら大丈夫だろ」
涼太はビックリしたようだが嬉しそうに笑った
俺は歩き出す涼太を抱き上げた
黄「!!?」
「コッチの方がお前だってバレにくいだろ、フードも被っておけ」
涼太は嬉しそうに俺に抱きつく
「ぐぇっ…苦し…つーの」
少しどころか凄く苦しい思いをしながら俺は涼太の家へと目指した
〜涼太の家の前〜
「ココでいいのか?」
黄「ありがとッス!!」
「俺もそろそろ帰らねぇーと行けねぇーから」
今度こそ「じゃあな」と言って帰った
その後ろで涼太が
黄「また会えるッスか!?」
と、叫んでいた
それに俺は手をﾋﾗﾋﾗとふっといた
黄「…名前、聞いとけばよかったッス…」
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山p担 - 主人公がかっこよすぎて辛い (2018年11月4日 17時) (
レス) id: 51d439eade (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！テツの兄という設定や夢主の性格、この作者が作った内容全部が面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2016年8月18日 17時) (レス) id: f46028af51 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - 凄い面白いです！私には絶対にかけないですよこんな面白い文章は！ (2016年6月11日 10時) (レス) id: 946e5dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜か〜し〜さ〜ま〜 - テツが入学するとこって、夢主が7歳でテツが6歳なんじゃねーのか？…です。敬語ってやっぱダメだな。使い方がわからん。 (2016年3月23日 23時) (レス) id: 9380fa46a1 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾カンパニーニ - 格好いいッスねこの作品面白いッスから絶対やめないで下さいッス！ (2016年3月18日 21時) (レス) id: 55c8ffe757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムイト | 作成日時：2013年12月7日 20時
