狐面の彼女の探し物 File2 (ページ7)

今日:13 hit、昨日:18 hit、合計:68,615 hit

Data53 ページ7

ロー君の船は案外近くにあったみたいで数分で着いた

今は彼の部屋にいる

ﾛｰ「それで頼み事というのはなんだ」

「頼み事は──────────────だ」

ﾛｰ「…本気か？一体何の為に……」

「助けたい人がいる」

ﾛｰ「理由は分かったが、それが何故人を救うことになる？」

「説明すると長くなるんだが─────────

ロー君に喰種について話した

彼は驚きながらも医者として興味があるらしく、真剣に聞いていた

────という訳だ」

ﾛｰ「成程な…分かった、協力しよう」

「ありがとう、……それで何時になりそうだ？終わったあと回復に時間がかかるから早めにお願いしたいんだが…」

ﾛｰ「そうだな、白狐屋さえ良ければ明日でもいいか？流石に今日は疲れていて無理だ」

「分かった、明日また来る」

自分の船に戻るため立ち上がり、ドアを開ける

「あ、クルーにも私の事説明してやってくれ。明日も来るのにこんなに警戒されていては私もクルー達も気疲れしてしまうからな」

「まあ、君と一緒にいた3人は部屋の外で聞いていたみたいだけど、じゃあまた明日」

そう言い残して船から去った

ﾛｰ「……何者なんだ彼奴は

それにしてもどこかで会ったことがあるような…」