狐面の彼女の探し物 File2 (ページ6)

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Data52 ページ6

ｷｯﾄﾞ「バーソロミュー・くま!?さっきおれ達が倒したはずだぞ!?」

ﾛｰ「一体どういう事だ…!?」

「どちらも本物じゃない、サイボーグだ!!狙いは私のようだ!下がっていろ!!!」

二人とも不服そうだが私の実力を知りたいのか自分の体力が限界なのか大人しく下がってくれた

どちらも噛み付いてきそうだと思ったんだがな、ありがたいが

ﾋﾟｭﾝﾋﾟｭﾝ

これは黄猿のビームか？

まあいい、面倒臭い

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

鱗赫を1本出した

ｸﾞｻ

「…一撃か………海軍の技術力もまだまだだな」

この程度じゃ前半の海でしか通用しないな

「終わったぞ……？」

？なんか様子が変だ

ｷｯﾄﾞ「一撃…？」

ﾛｰ「おれらは一体倒すのにこんなバテバテになってるっていうのに…」

どうやら少なからずショックを受けているみたいだ

私が赫子を出したことも忘れるくらいに

目の前まで近づいて声をかける

「おーい、話をしてもいいか？」

ﾛｰ「ｯ!!あ、嗚呼…用ってなんだ」

「…ここでは話しにくいから君の船まで案内してくれないか？」

ﾛｰ「…分かった」

ｷｯﾄﾞ「おい!!おれ達の事忘れてねェか!?てめェら」

「忘れてないさ、20番代GRに大将、多分黄猿が来ている。急いで船に戻った方がいい、気をつけてな」

ｷｯﾄﾞ「え、あ、おう………ﾁｯおい行くぞ」

キッド君は仲間を引き連れて去っていった

「じゃあ私たちも行こう」

ﾛｰ「嗚呼…一応聞くがクルーには手を出さないだろうな」

「当たり前だろう、君にもクルーにも手を出す気は無いよ。そもそも君に頼み事があるんだ、傷つけたら意味が無いだろう」

ﾛｰ「頼み事…？まあいい。こっちだ」