Data96 ページ50
カチャ
「おはよう、ロッティ。エースを連れてきたぞ」
ロッティ「おう、おはよう」
エースを見やると目をキラキラさせていた
「…おーい、エース?どうした?」
エース「…この部屋めちゃくちゃいいな!!!」
「ふふ、この部屋はこだわったからな。気に入ってくれて嬉しいよ
じゃ、珈琲入れてくるからそこに座って待っていてくれ」
ロッティの座るソファを指差し、私は珈琲をいれる器具が置いてあるコーナーへ向かった
ロッティ「おれの靴じゃデカいだろ」
エース「流石にな;」
そのような他愛もない話が聞こえる
…よし、出来た
「珈琲はいったぞ。召し上がれ」
私も席に着き珈琲を一口飲む
エース「うま…」
ロッティ「おれがいれてもこの味になんねェんだよな…」
「ロッティがいれた珈琲も美味しいぞ」
あ、そうだ
「そういえばこれから生きていくにあたって名前が要るよな」
エース「名前?顔を隠すだけじゃダメなのか?」
「嗚呼、全く同じ名前を名乗っていたら勘づく人間も多いだろう。まあ、念には念を、という訳だ」
ロッティ「おれも本名は違うしな」
エース「そうだったのか」
ロッティ「おう、Aが適当に決めた」
エース「適当…;」
「ふむ…そうだな………」
「"エル"なんてどうだ?」
to be continued
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紅羽 - とっても面白いです!更新頑張って下さい! (2018年9月15日 15時) (レス) id: 8af585387f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛燕 | 作成日時:2018年9月10日 20時