狐面の彼女の探し物 File2 (ページ49)

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Data95 ページ49

─翌日─

ｺﾝｺﾝｺﾝｺﾝ

「おはよう、入ってもいいか？」

ｴｰｽ「ん…おう」

ｶﾁｬ

ｴｰｽ「おはよう…」

エースは起きたばかりの様で目を擦りながら体を起こしていた

「あ、起こしてしまったか。すまない」

ｴｰｽ「いや、丁度起きた所だった」

「それならいいんだが…船の案内をしていなかったと思ってな」

ｴｰｽ「そういえばそうだったな」

「じゃあ、先ず私とロッティがよくいるカウンセリング室に行って珈琲を飲もう」

ｴｰｽ「ん、分かった」

あ、そうだ

「私の緩いサンダルを持ってきたんだが…入るか？」

エースに黒いサンダルを渡した

身長はそれ程離れている訳じゃないが、女物じゃキツイだろうか

ｴｰｽ「うーん、ちょっとキツイな」

「やはりキツいか…じゃあロッティのサンダルを履いててくれ。かなり緩いと思うが…」

ｴｰｽ「分かった…うわデカっ!!」

「…3m近くあるからな………明日島に着く予定だからすまないがそれまで我慢してくれ」

エースの歩くスピードに合わせてカウンセリング室へ向かった