Data83 ページ37
部屋を出た私はカウンセリング室に向かっていた
ロッティを呼ぶために
やはり元々喰種の私より境遇が同じロッティの方がエースの力になれると考えたからだ
カチャ
鮮やかな観葉植物達とふわりと香る珈琲の匂い
いつもと変わらないこの部屋にやはりロッティは居た
ロッティ「A、大体の話は終わったのか?」
「いや、全然進んでいない。彼が喰種になったという所までだ。
整理する時間が欲しいと言っていた」
ロッティ「まあ、そうだよな。それが普通だろ」
「今からロッティが行く、というのを伝えてきたから相談に乗ってやってくれ」
ロッティ「分かった、じゃあ行ってくるわ。珈琲でも持っていくかな」
「やめとけ、どうせ零すだろう。私が持っていくから早く行ってやれ」
ロッティ「………ハイ」
ロッティはムスッとしたまま出ていった
さて…どれくらいで受け入れてくれるだろうか………
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紅羽 - とっても面白いです!更新頑張って下さい! (2018年9月15日 15時) (レス) id: 8af585387f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛燕 | 作成日時:2018年9月10日 20時