狐面の彼女の探し物 File2 (ページ31)

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Data77 ページ31

わちゃわちゃしているとデュース君が帰ってきた

ｶﾞﾁｬ

ﾃﾞｭｰｽ「これで合ってるか？」

「あ、嗚呼それで合っている」

ﾛｯﾃｨ「まだ顔赤いぞ～A」

「うるさい、明日の組手覚悟しておけよ」

ﾛｯﾃｨ「勘弁してくれ…」

全く、いつまでもからかってると痛い目見るぞ

私によって

状況を把握しきれていないデュース君が困惑しながら言葉を発した

ﾃﾞｭｰｽ「お、おいおれが行ってる間何があったかは知らんが、その傷で明日動き回るのは無理だ」

「一応私も医者だ。普通ならば動けない傷だというのは分かっている。分かった上での発言だ」

ﾃﾞｭｰｽ「…？どういうことだ」

「端的に言えばこのカプセルを飲めば明日には治ってる、ということだな」

ﾃﾞｭｰｽ「!?そんな魔法みたいな薬あるわけが…」

「別にこの薬が凄い訳じゃあない。私達の身体が特殊なんだ」

ﾃﾞｭｰｽ「特殊…？治療している時何も気になるところは無かったが…」

「それについては明日治ってからきちんと説明するよ。少し疲れてしまった」

ｴｰｽ「…さっきまで普通に喋ってたから怪我してんの忘れてたわ」

ﾃﾞｭｰｽ「…分かった。明日ちゃんと教えてくれよ」

「嗚呼。

そうだな…ロッティ、今日はカプセル2つ飲め」

ﾛｯﾃｨ「まあ、この怪我じゃそうだな」

ｴｰｽ「あ、水いるか？」

「いいや、大丈夫。ありがとう」

ｴｰｽ「おう、ゆっくり休めよ」

エース君とデュース君は部屋を出ていった

私達も早く治すために眠りについた