Data75 ページ29
エース「?」
「…名前や肩書き、人種で人を判断する人は多い。その人の中身を見ずに理解したつもりでいるんだ。私の経験上な。
大物になる人物っていうのはエース君、君みたいに名前など関係なくその人自身を見て判断することが多い。
その考え方、今後も大切にしていった方が良いと思うよ」
エース「…おう、何となくわかった」
八割方理解出来ていないんだろうな…
「嗚呼、そういえば何が起こったのか、だったな」
エース「あ、おう。そうだった」
「中将6人と大将1人が乗った軍艦4隻と遭遇し、戦闘になったんだ」
エース「中将6人に大将!?」
デュース「それを2人で!?よくそんな怪我で済んだな…」
「…まあ、伊達に8年賞金首やってないからな。
なんとか撃退したはいいが、ボロボロでその直後二人揃って気絶したんだ」
そう話し終えた所で隣から声が聞こえた
ロッティ「…ッ」
「おはよう、ロッティ」
ロッティ「ッああ、……ここは?」
「このテンガロンハットの彼の船だ。倒れていた私達を助けてくれたんだ」
ロッティ「そうか、有難うな」
エース「いや、礼には及ばねぇよ。おれはエース、こっちはデュースだよろしくな」
ロッティ「おれはロッティだ。こちらこそよろしく頼む」
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紅羽 - とっても面白いです!更新頑張って下さい! (2018年9月15日 15時) (レス) id: 8af585387f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛燕 | 作成日時:2018年9月10日 20時