狐面の彼女の探し物 File2 (ページ3)

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Data49 ページ3

「彼らが助けられなかった場合、これは十中八九エースが致命傷を負ってしまった事だと思う」

ﾛｯﾃｨ「そうだな。白ひげ海賊団の力を持ってして処刑台から解放できない、なんて事態は考えにくい」

「重傷だったらきっと白ひげ海賊団の船医が対処できる。私達がやるべき事はその場で力尽きてしまうような致命傷の治療だ。私達は喰種だ、治療の術はある」

ﾛｯﾃｨ「じゃあ、治療の為の準備が要るな。幸いにもまだ時間はある」

「そうだな、だが可能性は低いがインペルダウンで戦争が起こるかもしれない。いつでも船を出せるようにしておかなければいけないな」

ﾛｯﾃｨ「必要なものは輸血用の血とおれ達用の…血肉だな」

エースの血液型が分からない以上全血液型、RH-も含めて用意しなくてはならないな

となると私ひとりで集めるのはちょっと厳しいな

「……ロッティ、無理を承知で言うが輸血を集めてくれないか？」

ﾛｯﾃｨ「勿論、こんな時に島に降りたくねェなんて言ってらんねェよ。任せろ」

「ありがとう、集める時は多めに頼む」

ﾛｯﾃｨ「よし、やることも決まったことだし早速動こう!こういう事は早くやるに越したことはない」

………？島が騒がしいな…

何かあったのか？

「嗚呼、気づいていると思うが島が騒がしい。気をつけていこう」

ﾛｯﾃｨ「おう、Aこそ気をつけろよ」