検索窓
今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:256,731 hit

506 ページ36

ーーーYOUーーー

暦が11月に入ると冬支度が始まる。
半ばになると朝晩は氷点下にもなるほど冷え込み、都市部でも初雪を観測した。

わたしたちは相変わらずの生活ではあったけれど、ヒチョルの"宿舎の階違いに引っ越す"案のために少しずつ荷造りが進められていた。

スケジュールが空いた今日はヒチョルもこのマンションにある私物を物色中。
冬には不要なものを段ボールに詰める作業をしていた。

HC「一旦宿舎の部屋に仮置きするかー。」

A「いいの?邪魔じゃない?」

HC「んー。ここにあっても邪魔だし、、、。」

手を動かしながらブツブツ言っている。
そんな話をしているとわたしの携帯が着信を告げるベルを鳴らした。

A「ヨボセヨ〜。」

HJ『A、来週末暇??』

HC「誰?」

A「なにかあるんですか?(オ・ン・ニ)」

唇の動きだけで電話の相手を知らせるとヒチョルはまた作業に戻った。

そして、ヒジンオンニに誘われて実家に遊びに行くことになったことをヒチョルに告げると、

HC「この時期じゃ、どうせキムジャンだろ。終わる頃迎えに行くからうちのキムチの味覚えてきて。」

ひと冬分のキムチを漬ける恒例行事。

HC「キムチ冷蔵庫買おうかな。」

嬉しそうに荷造りを進めていた。






そして、楽しみにしていたヒチョルの実家へ行く日。

迎えにきてくれたヒジンオンニと朝早くに出発。

HJ「ヒチョルは?」

A「打ち合わせだけみたいなので午後には来られるみたいです。」

HJ「え?来るって??ほんとに!?」

A「冷蔵庫買ってから向かうって言ってましたよ?」

HJ「オモニがどんなに来い来い言っても来なかったのに。信じられない。」

A「今日の打ち合わせ、もしかしたら入隊のこと決めるのかも。」

ヒチョルは何も言わなかったけど、なんとなくそんな気がした。

HJ「そっか、、、。まぁ、今より規則的な生活になるはずだし、楽しみだね。」

ヒチョルの話から、最近恋人できたオンニの話に移り変わり、その会話は止まることもなく、あっという間にヒチョルが生まれた家が見えてきた。

507→←505



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (249 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
856人がお気に入り
設定タグ:ヒチョル , superjunior
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。いよいよですね?(笑)(笑)正座して待ってます!(笑) (2017年5月5日 19時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいよいよです!!いよいよなんですけど、ねぇw意味深w (2017年4月25日 7時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 怒濤の更新ラッシュきたこれ!(笑)いよいよ入隊に入籍! (2017年4月23日 0時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさん、喜んでもらえたみたいでよかったです(*^^*) (2017年4月22日 15時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - あかんやつやん!もう!参りましたm(__)m更新まってました!全私が泣いた(笑)(笑) (2017年4月19日 2時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シャイン | 作成日時:2015年12月17日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。