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ーーーYOUーーー
HJ「オモニ、A具合悪くなっちゃったから寝かせてくる。」
帰り着くと玄関先でオモニが待ってくれていて、申し訳なさで一杯になった。
一睡もできないまま、翌朝は朝食の用意を手伝った。
声は出すのが辛かったけど、オモニは気にせずに効き目が高いからと変な味ののどあめをくれた。
ヒチョルが玉子焼きは甘い方が好きだったとオモニに教わって、普段は野菜を入れるけど今日は砂糖だけにして弱火でゆっくり焼く。
HC母「砂糖が入っていると焦げやすいのよ。」
HJ「なんかほんとの母娘みたいで妬ける〜。」
笑いながらわたしとオンニの間に割って入り、出来上がったばかりの玉子焼きをぱくっと一口味見した。
HC母「どう?美味しい??」
HJ「わっ、A上手〜。オモニ、Aに教えることなんてないかも〜。」
楽しかった。
朝食をみんなで食べて、すぐに帰路についた。
車内にはエンジン音が響くだけ。
家に着くなりヒチョルは出掛けていった。
喧嘩したわけではなく、解決方法が見つからないままの日々。
オ･ユジンさんが訪ねてきたのはそれから数日後。
YJ「忘れ物を届けに来たわ。」
その手にはブランドの名前が書かれてある紙袋があり、
YJ「これ、ヒチョルのでしょう?」
と言って中から出して見せてくれたのは、確かにヒチョルが好んでよく着ているカーディガン。
YJ「あ…ここに返しても意味なかったかしら。」
ヒチョルが帰ってないことを知っているらしい。
A「…ありがとうございます。」
出た声は酷く掠れている。
YJ「また風邪?うつされたらたまらないからもう帰るわ。」
紙袋ごとぐいっとわたしに押し付け、嵐のように去っていった。
カーディガンが揺れる度にあの嫌な香りが辺りを漂う。
我慢しながら畳んでクローゼットへ片付けた。
ヒボムが近づいてきたけど、カーディガンに触れた指先の臭いを嗅いで、ぷいっとあっちへ行ってしまう。
A「ヒボムもわたしと同じだね。」
ニャーと鳴いて日当たりの良い定位置に腰を降ろして目を閉じた。
もう涙は出ないみたい…。
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シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいつもありがとうございます♪もっとキュンキュンさせちゃおっかな〜♪w (2015年12月15日 21時) (
レス) id: fc466d0b01 (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。ただいま、仕事。休憩中でござるよ。ひちょるさんに、キュンキュンしてしまいました。これから仕事が手につきません。責任とってください(笑) (2015年12月7日 13時) (レス) id: 691c522ebe (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - え、やっぱminocoさんエスパー。w そして泣いたんですか?w うるじませよ♪いつもありがとうございます!! (2015年11月22日 21時) (レス) id: e225eab03c (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 泣いたわ(笑)ちょっとぉ！！会社で泣かせないでくださいな！(笑)byエスパーみのこ。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 691c522ebe (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minocoさんて、エスパーなの?なんで更新しようと思ってたことわかるの?わたしはぺんみ9日昼です。残念、ご挨拶できず( ・ε・) (2015年11月22日 15時) (レス) id: e225eab03c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャイン
| 作成日時：2014年11月4日 0時
