458 ページ18
ーーーYOUーーー
HC母"お母さんは孫たくさんほしいなぁ〜。Aさん頑張らないと♪"
A"あ、はい…。"
HC母"子どもは好きじゃない??"
A"いえ、大好きです。"
HC母"そうだと思ってたの。たのしみが増えるわ♪"
HC"勝手にしろ。"
学校からの帰り道、さっきの会話を思い出す。
来たときと変わらず、ヒチョルは2歩も3歩も前を歩いているからひとりで知らない土地を歩いている不思議な感覚。
わたしはただヒチョルの後を付いて行くだけで、行き先もそこまでの過程もすべてヒチョルが決めて、わたしは何もしない。
そんなんでいいのかな。
音は聞こえなかったけど、ポケットから携帯電話を取り出して耳に充てたヒチョル。
A(ヒチョル…)
名前を呼びたいのに声が出ない…。
きっとあの人からの電話だ。
独特の笑い声を出すヒチョルの笑顔、久し振りに見た気がする。
歩き続けるヒチョルと立ち止まるわたしの間にできた距離。
埋まるのかな。
足も動かせず、声も出せず、その場で小さくなっていくヒチョルの背中を見つめ続けていた。
ふいに後ろから両肩をがしっと捕まれ、背後からヒジンオンニが顔を覗かせた。
HJ「A、久しぶり。」
嬉しそうに声を弾ませたのはその一言だけで、わたしの顔を見た後は力強くただただ抱き締めてくれた。
HJ「泣かないで。オモニが心配する。」
A「ごめ、、、んなさ、、、い。」
HJ「苦しい??話さなくていいよ。
わたしもごめん。ここに来るって相談受けたとき、反対すればよかった。」
辺りはもうすっかり暗くなっていた。
HJ「寒いから帰ろう。」
優しいオンニの声が痛いくらい心に響く。
首を横に振るわたしに困ってるオンニ。
HJ「さっきヒチョルが迎えに来たけど帰ってもらったの。きっと心配してる。」
自分ではどうすれば良いのかわからなくなっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 660人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいつもありがとうございます♪もっとキュンキュンさせちゃおっかな〜♪w (2015年12月15日 21時) (
レス) id: fc466d0b01 (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。ただいま、仕事。休憩中でござるよ。ひちょるさんに、キュンキュンしてしまいました。これから仕事が手につきません。責任とってください(笑) (2015年12月7日 13時) (レス) id: 691c522ebe (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - え、やっぱminocoさんエスパー。w そして泣いたんですか?w うるじませよ♪いつもありがとうございます!! (2015年11月22日 21時) (レス) id: e225eab03c (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 泣いたわ(笑)ちょっとぉ！！会社で泣かせないでくださいな！(笑)byエスパーみのこ。 (2015年11月22日 18時) (レス) id: 691c522ebe (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minocoさんて、エスパーなの?なんで更新しようと思ってたことわかるの?わたしはぺんみ9日昼です。残念、ご挨拶できず( ・ε・) (2015年11月22日 15時) (レス) id: e225eab03c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シャイン
| 作成日時：2014年11月4日 0時
