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「はい、君は女子寮ね」
キラキラとした顔でグラビアのポスターを張るお兄ちゃんよそに、私は五条に担がれた。俵担ぎだ。これが女の私に対する扱いなのか。こいつ、クソだな。
腕ごと五条の長い腕につかまってしまったので、自由が利かない。体をねじったり、バタバタと動かすもビクともしない。しかも五条の身長が異常に高いせいで、床がいつもの数倍遠い。お腹も五条の肩にめり込んでいて苦しい。
「はい、ここが君の部屋ね。隣にこわーい先輩がいるから気を付けて」
さっきから続いてる扉の一つを五条が開ける。８畳くらいだろうか。
物珍しそうに部屋をきょろきょろ見渡していると、視界がぐわん、と歪んだ。背中に柔らかい衝撃を受け、悠乃の身体はワンバウンドする。身体はその衝撃に抵抗することなく、そのまま倒れた。
「これ鍵ね。荷物はここに置いておくから」
「はーい」
横になったからか、こっちに来るまでの疲れがどっと体に出る。五条が何か言ってるが、頭に入らない。
疲れたし、今日はもう寝ようかな。
荷解きは明日にしよう。
続く
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ささもち笹。(プロフ) - コメントありがとうございます。呪術廻戦面白いですよね…！まだ書き始めたばかりですが、楽しく書かせてもらってます。星空の砂時計さんも書いていらっしゃるんですね。はい、また何処かで。 (2021年4月17日 15時) (
レス) id: 22f61222e8 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう！ *´▽`* (2021年4月17日 15時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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