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自転車に乗るのは久々ぶり
久々に自分の自転車に乗った。
貴女「え?あれ?」
なんだかおかしい
聡「あ、それパンクしちゃってるね。」
最悪だ久々に自転車に乗ったらパンクしてた
貴女「えー!?まじ最悪すぎる。どうしよう。
あ!わたし走ってついて行くよ!
最近部活でさ走ってて結構早い方なんだー♪」
聡「もーっ!!A!僕の後ろ乗って!!」
貴女「え、いや重いって!」
聡「いつも風磨くんとか
バスケ部の仲間とか乗せてるからAとか軽い方だし!
一応僕、男だからね?にやり」
貴女「それなら、甘えようかな。
でも途中で疲れたら変わってね?」
聡「はいはい。それじゃあ乗って?」
聡と2人乗り。なんだか緊張する。
後ろに乗っていると風に乗って聡の匂いがする
爽やかな匂い。香水とかじゃなくて、洗濯の匂い?シャンプーの匂い?
でもちょっと男の子の匂いもする。
聡も男の子なんだ、こんなに背中大きいんだ。
もっと華奢なのかと思ってた
少しドキドキする
聡「Aー!この先さ、坂道だから捕まって?」
貴女「え?捕まる?え?」
聡「ここ!捕まってて、危ないから」
前から後ろへ手を伸ばす聡。
私の手を握ると自分のお腹の方へ手を回させた
え?これって抱きついてるってことにならない?
と思った瞬間
聡「いくよ!!!捕まっててよー??!」
シャーーーーーーーーーーーーーっと
自転車が坂道で勢いよく加速する
貴女「え!早い!きゃーーーっ」
思わず聡にしがみついた
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りん(プロフ) - 続きが気になります! (9月25日 7時) (レス) id: bf62a1d6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natsu | 作成日時:2021年2月25日 21時