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弐佰捌拾参 数秒置いて ページ45

音柱邸で過ごしてから3週間ちょっと経った。

今日も今日とて私は鬼を斬っておりまする。




「つかれたしぬ…今なら五七五作れそう。
鬼殺隊 休み無さすぎ わたし死ぬ 作真宮。」


「大丈夫か?普段そんな事言わないだろ。」


「残念ながら私は普段からこんなこと考えて生きてんのよ。」




なんだそれ詩人か私は。




「A、お前には休みが必要だ。」


「まって雅、落ち着いて。大丈夫、まだまだ行けるぜパーリーナイトだよ私は。」


「頼むからちゃんと寝てくれ。」




近くの藤の屋敷へ向かいながらそんなことを話していた。

あれから私には1日も休みがない。

真宮、死因過労死ってか。ははっ。くそおもんねぇし笑えねぇ。

私に休みがないせいで1人でも多くの命が助かってんならいいさ。

うんうん、そうだよ、いいんだよ。頑張れ私。パーリーナイトだ。

ちょっと自分でも何言ってるかわからん。

ってかパーリーナイトってなに?意味は?

英語弱いんだよちくしょう。




「すんませーん。」


「鬼狩り様ですね。」


「はい。とりあえず今晩泊めていただけますか?」


「もちろんです、どうぞ中へ。」




出てきた人はなんと、炭治郎くんたちが那田蜘蛛山入山前にお世話になったであろう、あのおばあちゃんである。




「鬼狩り様、お食事の方はいかが致しましょうか。」


「お食事は大丈夫なんで、お風呂入って寝させてください。」


「かしこまりました。」




おばあちゃんは、暖かいお風呂と綺麗な布団を用意してくれた。

お風呂最高だった、湯加減丁度よすぎ。

普段どれくらいの温度で入ってますかーって聞かれたから、んー、42度ぐらいですねーって言ったら、マジで丁度いい湯加減だった。

ついでに言うとそんな砕けた口調では話してない。

布団に入って数分。




「トイレ行きてぇ…。」




そう思ってトイレ行ったらお陰様で目が覚めた。

さっきまでの眠気が嘘のよう。

くっそ。明日もまた寝不足確定だなおい。




「Aか?」


「ん?…あ、獪岳だ。」




振り向けば獪岳がいた。




「え!獪岳じゃん!」




数秒置いて状況を把握して興奮した。

弐佰捌拾肆 参ったな→←弐佰捌拾弍 爆笑



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ぽっポ(プロフ) - 私と誕生日一緒やん!!って読み始めました。面白いです。高評価連打しました (2021年4月5日 12時) (レス) id: ebe020dac0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 今日、初めて読んだのですが面白すぎて一気に全部読んでしまいました!!更新待ってます!! (2021年2月23日 11時) (レス) id: 9f4a8dbb0c (このIDを非表示/違反報告)
TC - すっごく面白いです!ハマってしまい、ブックマークして永久保存しようという思考に至りました← 更新楽しみにしています!! (2021年1月30日 14時) (レス) id: 99f73cd1ff (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 更新、楽しみにしてますね。焦らずゆっくり頑張ってください (2021年1月21日 6時) (レス) id: 8111d7e6d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:皐月歩 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年1月2日 2時

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