弐佰漆拾漆 途中までは ページ39
「あーもー…まじでさぁ…。」
両手で顔を覆って一言呟く。
「ここどこ…。」
いや聞いてくれ。途中までは順調だった。途中から道がわからなくなったのよ。
そもそもさ、初めて来た町だよ?道なんて覚えられるわけないじゃんふざけんなよ。
雅はただいま任務終了の報告をしにお館様の所へ行ってしまっている。
つまり、現在、ひとりぼっち。
こんな夜中なため起きてる人なんて普通に考えていない。
常識的に考えて夜中に人ん家に“すみませーん!”は無理。
「なんで私方向音痴なん?いらんよそーゆー設定。
いつから方向音痴だったの。
いやまって、これは方向音痴とかそういう事じゃなくない?
記憶力ガバガバなのでは?普通は初めて来た町でも仕事関係なら覚えてられる?
ということは?つまり?え?私ってばバカなの?いや馬鹿だけど。知ってるけどそれはそれでしんど「よぉ。」あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ!!!!?」
「派手にうるせぇ!!!」
「う、うずっ、宇髄さん?えっ…なん、は?」
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ぽっポ(プロフ) - 私と誕生日一緒やん!!って読み始めました。面白いです。高評価連打しました (2021年4月5日 12時) (レス) id: ebe020dac0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 今日、初めて読んだのですが面白すぎて一気に全部読んでしまいました!!更新待ってます!! (2021年2月23日 11時) (レス) id: 9f4a8dbb0c (このIDを非表示/違反報告)
TC - すっごく面白いです!ハマってしまい、ブックマークして永久保存しようという思考に至りました← 更新楽しみにしています!! (2021年1月30日 14時) (レス) id: 99f73cd1ff (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 更新、楽しみにしてますね。焦らずゆっくり頑張ってください (2021年1月21日 6時) (レス) id: 8111d7e6d3 (このIDを非表示/違反報告)
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