弐佰陸 楽しかったです ページ14
「ん……朝か…。」
翌日、昨夜のあの憎しみも消え、すっかり気分も落ち着いていた。
なんとなく、良い夢を見た気がした。
「なんの夢だっけ…。」
「カァ、カァ。」
「雅？」
部屋の向こう側から鴉の鳴き声が、そっと戸を開けると、そこに居たのはやはり雅だった。
「そろそろ朝食だ。獪岳も今起きたぞ。」
「お、おけおけ、今行く。
雅は朝ごはんどうすんの？」
「そこら辺で済ませてくる。」
「なにそれ、ゴミとか食べんの？」
「違う。そこらになってる実を食べるつもりだ。」
「なんだそうなんだ。
わかった、行ってらっ…しゃ、い？」
「どうかしたか？」
「あぁ、いや、なんでもない………うん、なんでもない。
ごめ、だいじょぶ、行ってらっしゃい。」
「あぁ、行ってくる。」
そう言って飛び去る雅を見送った。
おかしいな、なんで「行ってらっしゃい」って言うのが私じゃないって思ったんだろ。
「変なの。」
その後はゆるゆると支度を済ませ、獪岳と合流。
朝食を頂いた。
バチくそ美味い。顎外れちゃうレベル。
うん、顎は外れないけどね。
それほど美味しいって意味よ。伝われ。
その後は気楽にのんびりと今度はホントに獪岳との純粋なデートを楽しんだ。
とっても楽しかったです。(小並感)
お昼、昼食を食べた後、獪岳も私も新たな任務のため、お別れをすることに。
「せっかくまた会えたのに、すぐさよならだね。」
「生きてたらまた会える。」
「それもそっか。
それじゃあ獪岳も気をつけなね！」
「Aもな。」
「うん！」
そしてお互い逆方向に歩き出した。
「さっ、頑張るか！
雅、次どんな仕事かわかる？」
「次は…。」
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ハル - すっっっっごく面白かったです。続きを楽しみにしています 頑張ってください。応援しています (2020年7月10日 7時) (
レス) id: e6c178ce14 (このIDを非表示/違反報告)
ミクロ(プロフ) - 気になったので、最初から読んだらとても面白かったです！続き楽しみにしてます！オチは善逸に決まっちゃってますか？雷一門だったら獪岳が好きなので、出来れば獪岳ル−トも欲しいです(≡人≡；)無理にすみません。ｏｒｚ (2020年5月17日 18時) (レス) id: 05c313977c (このIDを非表示/違反報告)
水野 - すごい面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月3日 15時) (レス) id: 43f84fbbb4 (このIDを非表示/違反報告)
水野 - 神ですか！間の開け方とか、すごいです！雰囲気とかも伝わってます！これからも頑張って下さい！ (2020年5月3日 15時) (レス) id: 43f84fbbb4 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 今日一気に全部見て来たんですけど、凄くこの作品好きです！推しの獪岳も出てて嬉しい限りで、いやもう本当に更新頑張ってください！腹の底からクソデカボイスで応援してます！ (2020年4月29日 18時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
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