【鬼滅の刃】誰の娘と心得る

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「禰豆子ちゃん？」

「あぁ！禰豆子、挨拶しような。」




鬼の女の子は、小さい幼女でとっても可愛らしい子。




「むーっ！」

「可愛いねぇ。炭治郎くんの妹って感じぃ。似てるねぇ。」

「そ、そうか…？嬉しいな。」




照れ笑いをした炭治郎くんと、嬉しそうな禰豆子ちゃん。
見ているだけで私も笑顔になった。




「禰豆子ちゃんは人を食べないんだよねぇ。
どうやって回復するのぉ？」

「眠って回復するんだ。」

「眠る？人みたいに？」

「むーっ、むーっ！」

「へぇ、すごいねぇ。
他の鬼も、人を喰わず襲わず、禰豆子ちゃんみたいに眠って回復しちゃえばいいのにねぇ。」




うんうんっ！と力強く頷く禰豆子ちゃんに、まぁ叶わない夢か、とその思考を払った。




「Aは、どうして鬼殺隊に入ったんだ？」

「…んふふっ、炭治郎くん。私はいいけど、他の人には聞かない方がいいよ、それ。」

「え？」

「だってそれ、大体の人がトラウマを話すことになるもん。」

「あっ…ごめん！」

「いいよいいよぉ。私は別に気になんないし。」




優しく頭を撫で続けていれば、いつの間にか眠ってしまった禰豆子ちゃんを見て、私にも妹が居たらこんな感じかなぁ、と淡く、考えた。


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入隊のきっかけは。

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