【twst】私は誰とは言わないけど、ここはどこ？【4章】

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一体なんのためにいるのか、早く帰ればいいものを未だにいる皆さん。

マジで何やってんだろ。
早く帰ればいーのに。邪魔くさいなぁ。

とかシンプルに失礼なことを考えながら、テーブル拭きを済ませていく。




「あっ。」




思わず出ちゃったのはしょうがない。
どーしよっかなーって考えてたことの答えが、今パッと思いついたんだから。

なんだなんだ？と気にしている同級生と先輩たちに…なんかその感じ子供みたいだな。
5歳児か？？？なんでも気になるお年頃か？？？




「すみません、明日ここにいる人達何人かでいいんで学園長室に来てくれません？お昼休みに。」

「なにするんだ？」

「あはっ、スペードくんそれ聞く？
決まってんじゃん。ティアラのやってきたことを学園長に話すの。」

「話さねぇんじゃなかったか。」




分かっているだろうに、にやりと意地悪く笑って聞いてくるキングスカラー先輩に、私も思わず口角が上がった。




「やだなぁ、私言わないとは言ってないですよ。“言わないかもしれない”って言ったんです。
ふふっ、それじゃあ私はお先に失礼します。
清掃とレジあげ終わってますので、お疲れ様でした。」




学園長に話すとき。
別に他の人なんていなくても、きっと信じてくれることだろうし、それなりの対処をしてくれる。
けど他に目撃者？証言者？
居た方が曖昧じゃないからこそ、罪って重くなんじゃん？


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ほんの少しの楽しみ。

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