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(中島side)
「ねぇ、俺らの病棟ってどんなとこだと思う?」
同僚の高木くんと一緒に歩きながら話していた。
いきなり移動になった俺らは、荷物を持って階段を降りているとこ。
院長に地下にあるって聞いたから、…なんか嫌な予感しかしないんだよね。
「なにこれ」
案の定、階段の途中に鉄格子があった。
院長に鍵を渡されたけど、これで開けろってことなのかな。
開けようとしたとき、下の方からドタドタと足音がした。
何事かと思って覗いてみると、
「えっ、え??」
「あ、ど…ども…」
見覚えのない看護師が走ってきて、俺も高木君も驚きを隠せない。
「あ、ここの看護師の方ですか?」
「えっと、新しく移動してきたものです!」
鉄格子を挟んで話すのもあれだし、とりあえず鍵開けなきゃな。
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あおミロ@cwer(プロフ) - すごく好みなお話です!続き楽しみにしてますね! (2018年1月11日 21時) (レス) id: c68eb7adfe (このIDを非表示/違反報告)
Munini - 初めまして!とっても面白いお話ですね!これからも更新頑張ってください!!楽しみにしています(^_^) (2017年11月29日 23時) (レス) id: e76c6e3618 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - このお話とっても面白いです!! 更新楽しみにしています!! (2017年11月20日 16時) (レス) id: 23864bc735 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - 更新待ってます! (2017年11月12日 22時) (レス) id: 35827059c8 (このIDを非表示/違反報告)
kou - 更新待ってます (2017年10月20日 20時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神楽 | 作成日時:2017年8月15日 9時