第61話 交流会_開幕 ページ15
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五条『開始一分前でーす。ではここで、歌姫先生にありがたーい激励のお言葉を頂きます』
庵『はぁ!?えーっと、あー…ある程度の怪我は仕方ないですが…そのぉ…時々は助け合い的なアレが…』
五条『時間でーす』
庵『ちょっ、五条!!アンタねぇ、』
五条『それでは姉妹校交流会、スタートォ!!!』
庵『先輩を敬え!!』
勢い良く切れたスピーカーに驚いたのも束の間、妙に緩い感じで始まってしまった団体戦。
作戦ではまず、あるタイミングで索敵に長けたパンダ先輩班と伏黒班に分かれる予定。要は虎杖だ。
勝利がかかっている二級呪霊は両校スタート地点の真ん中に放たれただろうから早く着いた方が有利。その呪霊が動かず待ってる訳ないだろうけれど。
取り敢えず、真希さんの合図待ちで走り続け、目の前に出た三級呪霊を突っ切ろうと構えると、早速横から呪霊のいた木ごと倒して東堂先輩がド派手に現れた。
東堂「いよぉーし!!全員いるな!!」
「まとめてかかってこい!!」と、公害レベルの大声で馬鹿正直に現れた東堂先輩は、聞いた話だと一級術師らしい。一級五体、特級一体を一人で祓ったとか。
そんな先輩に虎杖が顔面に膝キックをお見舞いし、真希さんの「散れ!!」で作戦通り別れる。"あるタイミング"とはこの事だ。
「本当に来た…」
釘崎「分かっちゃいたけど化物ね」
パンダ「そっ、だから無視無視」
狗巻「ツナ」
『東堂は必ず来る』と、ミーティングで真希さんが予言した通りにやって来た東堂先輩。真希さんの妹ももしかしたら、と思ったけれど今はいないようだ。
常識の枠では測れない東堂先輩は度を超えた化物。だから"全員で相手をして全滅する"最悪のパターンを避ける為、足止めとして一人を置く。これが今回の作戦だ。だから足止めに抜擢された虎杖が要なのだ。
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柊ひな(プロフ) - プスメラさん» ご期待に添えず申し訳ないのですが、本編では誰ともオチる予定はありません。ただ、番外編や(私に余裕があれば)if短編などのアナザーストーリー的なのを書きたいとは思っているので、そちらで楽しんで頂ければ幸いです。 (2021年2月9日 22時) (レス) id: 35fb09d0e3 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 柊ひなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2021年2月8日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - カウさん» 面白い人間になることが最終目標の私にとって最高の褒め言葉です!!ありがとうございます(泣) (2020年10月28日 19時) (レス) id: 5c8d05c4fc (このIDを非表示/違反報告)
カウ(プロフ) - 最新話のおかか連呼と夢主ちゃんの薬キメてんなで吹きましたw更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年10月28日 0時) (レス) id: a33c51ed41 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - れさん» ありがとうございます!!「うるさいしウザいけどどこか憎めない」を目指していたのですが「ただただ鬱陶しい奴」になってしまったと後悔していたので、そう言って頂けると嬉しいです!笑 (2020年10月23日 17時) (レス) id: d3c3307496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊ひな | 作成日時:2020年9月28日 20時