第１９話 募る不安の行方 ページ21
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六本木という響きが素敵。
大人の街というか、上手く言えないが憧れ感はある。
そんな所に行くのだから胸を踊らせていたのに、通っていく道も光景も、なんか、なんか違う。
…嫌な予感がした。
伏黒「いますね、呪い」
「「「嘘つきーー！！」」」
目の前にある廃れたビルを見て残酷にそう呟く伏黒。そもそも六本木ですらなかった。呪い、つまり任務だ。観光では決してない。
五条先生にまんまと騙され悔しみの余り地団駄を踏むが、切り替えていくしかない。今度行けばいいだけの話である。"こういう人"なんだと割り切ろう。
「地方民を弄びやがって！！」と野薔薇ちゃんはまだ悔しそうに叫んでるが、かける言葉が見つからないのでそっとして置こう。
五条先生曰く、大きな霊園が近くにあり、この廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したらしい。
虎杖「やっぱ墓とかって出やすいの？」
「墓地そのものっていうか、墓地＝怖いって思う人間の心が問題なんだよね」
虎杖「あー学校とかも似た理由だったな」
釘崎「ちょっと待って、コイツそんなこと知らないの？」
呪いについて教えていると、野薔薇ちゃんが虎杖に指を指しながら質問してきたので伏黒が簡潔に説明する。そっか、ついさっき出会った彼女は虎杖のことを何も知らないんだった。
まあ予想通りというか、説明を聞き終えると目を見開いて「飲み込んだぁ！？特級呪物をぉ！？」と驚く野薔薇ちゃん。
釘崎「きっしょ！！ありえない！！衛生観念キモすぎ！！」
虎杖「んだと？」
「「これは同感」」
手でバツを作りあからさまに引いてる彼女は何も間違っていない。普通に考えれば有り得ない行動だろう、いろんな意味で。
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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (
レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…！！コメントとても嬉しいです！ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします！ (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品（銀/魂）も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです！どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2020年5月18日 23時
