【呪術廻戦】呪われた世界の片隅で

第１６話 あくまで自論 ページ18

.



原宿に若くて可愛い女の子が集まるせいか、スカウトマンらしき人をちょくちょく見かける。


決して声を掛けられたい訳ではないのだけれど、もし掛けられたら少し嬉しいのも事実。

……まあ今のところ掛けられていないのだが。


恐らく私の周りに野郎が三人もいるから近寄れないだけであって、一人になったら声を掛けられる筈だ、多分。いやだから掛けられたい訳じゃないけど。


特に五条先生は背が高いし髪色派手だし目隠ししているし…まぁ何が言いたいのかというと、スカウトとはスカウトマンから声を掛けられる事を言うのであって自分から声を掛けに行くのはスカウトとは言わない。


だから「私は？」なんてわざわざスカウトマンに聞きに行くのはお門違いであり、ある意味で一種の逆ナンとも言えるかもしれない。



虎杖「…俺達今からアレに話しかけんの？ちょっと恥ずかしいなぁ」

伏黒「オメェもだよ」

「虎杖マジでそれ外して」



そんなかなり変わった子が、四人目の一年生である。



.

第１７話 純度100%の偏見→←第１５話 どこで売ってるの？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す