【呪術廻戦】呪われた世界の片隅で

第２２話 謂わば休日出勤 ページ24

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休日は授業がない分ゆったり出来るが、任務ともなるとそうはいかない。祝日だろうが、クリスマス等のイベント日だろうが呪霊には関係ないのだ。

別に今日は特にする事もなく、暇を持て余していたので文句はないが。


さくっと終わった任務、一年のみんなともそこそこ仲良くなれた気がする今日この頃。

なんと、任務終わりにショッピングに付き合えと野薔薇ちゃんに誘われ、ショッピング兼東京散策なるものをしている。



釘崎「何よその顔。もっと楽しそうにしなさいよ」

「いや、荷物持ちにされそうだなって…」

釘崎「そこまでこき使わないわよ。私も半分持つし」

「半分は持たされるのね」



私が東京出身という事もあり野薔薇ちゃんが色々と質問してくるが、どちらかと言えば東京の郊外住みだったので上手く答えられているか不安である。

そりゃあ野薔薇ちゃんよりは詳しいだろうが。


制服のままだったので放課後遊ぶJKはこんな感じなのか…と思いつつ、日用品を友達と買いに行くJKはそういないだろうな…とも思いながら隣を歩く。



釘崎「こっちで買えば良いと思って日用品は持ってこなかったのよね。Aは買わなくていいの？」

「特に必要な物はないから」

釘崎「ならいいけど、アンタ東京出身なんでしょ。私行きたい店あるのよね、今度行きましょ」

「えっ、それってつまりデートのお誘い？そんな、私達まだ出会って数日なのに…」

釘崎「他を当たるわ」

「野薔薇ちゃんってば大胆っ♡」

釘崎「まだ続けるか」



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