紅一点恋愛記録

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そんなTwitterのトレンドを独占してしまう出来事があってから







数年経って、









『俺の成人祝ってください』













そう彼からの通知で誕生日を迎えたことを知る。









去年は最後まで知らなくて、絶対来年は なんて約束したな












たまに連絡は返していたけど、最近接点の無かった彼に



いきつけの店の住所を送った。


















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｢飲むの、今日初めて？｣






｢初めてです｣









そう返事をした彼に、私がいつも飲んでる度数高めのものは違う気がして






軽めのカクテルを注文する











｢重岡元気？｣





｢うるさいほどに元気です｣






｢たしかに、現場でもそんな感じだったな笑｣










そう互いの近況に花を咲かせていると









｢Aちゃんのお酒、えらい美味そうにみえるわぁ…｣






だんだんふわふわした口調になり、関西弁まで出てきた彼









｢おい、酔ってんじゃん。そこら辺にしときな｣








｢酔ってへん！やっとAちゃんとお酒飲めたんやもん…｣








起きているのか寝ているのかも分からないむにゃむにゃとした口調で返される










｢Aちゃんの、ちょっともーらい｣






｢え、お前のの8倍くらい強いって、｣


















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