マグロ缶*5缶目 ページ6
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(Aside)
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そして・・・―――
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びゅんびゅん走って
怖いくらいのスピードで
とあるお城へと到着。
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ここがこの人のお家？？？
おっきいなぁー
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なんて。
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見上げると首が痛くなりそうで←
なんだか面白い匂いがプンプンして
キョロキョロと警戒すると
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ス「よいしょっと…」
A「んぇ」
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・・・私は彼の服の中へと入れられた。
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ちょ…
何だよ、いきなりっ
真っ暗じゃないか！
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ス「ちゃんと大人しくしてるんだぞぉ」
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なんて。
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服越しにポンポンと撫で叩いてくる彼。
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あぁ、
温かくて
お洗濯の匂いでいっぱいな、
なんか少し懐かしい
そんな場所で・・・
私は、大人しく丸まってろって？
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私は外の様子だって見たいし、
ちゃんとご飯が食べられるかも心配なの。
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流石にもう
空腹の限界・・・。
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だから―――、
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？「あら、スクアーロ
何してるの？」
って
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ん？
誰か来た？
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ス「何でもねぇ」
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？「なんで煮干しなんか持ってんのよ」
って
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煮干し？
どうやら私は
もうすぐ煮干しが食べられるらしい。
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やった！
早く頂戴っ
なんかいい匂いがして来たぞっ←
なんて。
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私は、
服の中で大はしゃぎしちゃったの―――。
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だから・・・
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？「んん？」
ス「ばっ///こ、これは何でもねぇぞぉ!!;;」
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なんて。
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私は、煮干しと一緒に
押さえつけるように
ぎゅうぎゅうと彼の胸板に押し付けられると、
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A「死ぬ…;;」
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* * * * *
バクバクと鳴る服の中で
今までにない苦しみを味わうの―――・・・。
* * * * *
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私を殺す気ですか!?!?
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・・・なんて。
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リリネット(プロフ) - お久しぶりです！スクアーロ編、終わりましたね・・・！ｐｃの前でキュンキュンしながら涙を流していました！ｗｗ続編も読ませていただきますね♪ (2013年4月21日 15時) (
レス) id: 20444bf9f9 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - こんにちは！続編が出来ましたのでお知らせです・ω・*相変わらずの駄作ですが、是非遊びに来てくださいね! (2013年4月17日 16時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 莉々さん» ありがとう！泣けましたか…良かったぁ=ω=*（ぇ 続編も楽しみにしててね！>ω<* (2013年4月15日 17時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 風丸 マナミさん» ありがとうございます！是非続編でもお会いしましょう！・ω・*ﾉ (2013年4月15日 17時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
莉々(プロフ) - お疲れ様でした(^^)遅くなってすいませんヽ(´Д`；)ﾉ泣けました・゜・(ノД`)・゜・続編楽しみにしてますね♪ (2013年4月15日 16時) (レス) id: c2de294303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美羽 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miuyui/
作成日時：2013年1月13日 4時
