マグロ缶*26缶目 ページ27
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(スクアーロside)
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ス「な、なんだっ？！」
突然に不思議な光が
手の中・・・・いや、猫に
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ス「！」
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そして、
気付いた時には
A「……ぁ」
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ス「なんだ、オメーは……っ」
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って
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灰色に少し黒色を混ぜた髪
猫のような目
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ほのかに香る
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* * * * *
俺のシャンプーの匂い・・・
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A「スクアーロさん…」
ス「お前…まさかっ」
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信じがたい事実だが、
それ以外考えられねぇ。
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ス「あのチビ猫が…っ」
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人間に姿を変えたとしか・・・――――。
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ス「でも、なんでだぁ？;」
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猫が人間になるなんか聞いたことねぇし、
もしかして
世に言う"化け猫"って奴だったのかぁ？;←
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なんて。
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そんな事を考えていると――――
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ス「―――！！」
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A「やっと、人間になれた…っ」
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一瞬…いや、猫である事を忘れる。
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そのぐらい
俺の頭は真っ白にさせられる程驚いた
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それは、
俺を苦しい程抱き締めるからじゃなく、
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* * * * *
彼女が、
小刻みに震えながら泣いていたからだ―――・・・
* * * * *
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う"ぉおい…
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こういう時どうすればいい？←
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見知らぬ女…いや、猫を
抱き締め返して事情ぐらい聞いた方が…←
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ス「お、おいっ」
A「ふぇ？」
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ス「オメー…、Aだよなぁ…？//」
って、
涙目と上目遣いの破壊力が恐ろしいな
・・・猫なのに←
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A「そうですっ！//」
ス「なんで泣いて…っていうより
猫じゃねぇのかお前」
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A「神様が人間にしてくれたんです」
ス「はぁ？」
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何だぁ
これは夢かぁ←
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A「時間がありません！
私の…私のキモチを聞いて下さいっ！//」
ス「お、おぅ…っ//」
って、
顔近ぇーんだよっ////
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グイグイくるな、おい←
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リリネット(プロフ) - お久しぶりです！スクアーロ編、終わりましたね・・・！ｐｃの前でキュンキュンしながら涙を流していました！ｗｗ続編も読ませていただきますね♪ (2013年4月21日 15時) (
レス) id: 20444bf9f9 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - こんにちは！続編が出来ましたのでお知らせです・ω・*相変わらずの駄作ですが、是非遊びに来てくださいね! (2013年4月17日 16時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 莉々さん» ありがとう！泣けましたか…良かったぁ=ω=*（ぇ 続編も楽しみにしててね！>ω<* (2013年4月15日 17時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 風丸 マナミさん» ありがとうございます！是非続編でもお会いしましょう！・ω・*ﾉ (2013年4月15日 17時) (レス) id: 2eb0dddd20 (このIDを非表示/違反報告)
莉々(プロフ) - お疲れ様でした(^^)遅くなってすいませんヽ(´Д`；)ﾉ泣けました・゜・(ノД`)・゜・続編楽しみにしてますね♪ (2013年4月15日 16時) (レス) id: c2de294303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美羽 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miuyui/
作成日時：2013年1月13日 4時
