【ヒロアカ】超常現象ホログラム (ページ4)

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4_守り抜け青春ページ4

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『相澤先輩！』

相澤「……おはよう、早いな」

戌井「よ──う相澤俺にも連絡寄越せよな」

雄英文化祭当日

警備に入る前にどうしても相澤先輩に会いたくて、眠いと駄々をこねる戌井さんを無理矢理連れて早めに到着。寝起き最悪な戌井さんも今はもう元気だ
正門の向こうには組み立てかけの屋台や装飾が一面に無造作に置かれている。きっとこれから一気に仕上げるのだろう。

相澤「別にお前と話すことなんてないだろう」

戌井「Aに話してることをなんで俺には話してくれないんだ！？」

相澤「うるせえ………どうせお前らいつも一緒にいるんだからどっちに話しても一緒だろ」

『私だけを思ってくれてた訳ではないんですね…しくしく』

相澤「うざい」

てかその傷どうしたんだ、と指差される。今更かい、とは思わない。うん……思わない……

『これは凶悪敵と戦った時に負った…勲章です』

戌井「と見せかけて俺が事故っただけ！！」

相澤「はぁ、くだらない嘘をつくんじゃないよ」

『いたっ』

軽いデコピンをくらうと何故か戌井さんがデコピン待機していた。え……

相澤「気持ち悪…」

戌井「なんで！」

相澤「それより、まだ時間あるならお前らアッシーになれ」

戌井「古っ」

『それもう死語ですよ』

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相澤先輩に頼まれて着いた行先は病院

車で待ってろと言われたが、八斎會戦で負った傷の定期検査とかだろうか。いや、文化祭当日にそれは無さそうだな。
じゃあなんで病院……？と考えていると、見覚えのある女の子を連れて戻ってきた。ああ、そういえば先週保護した女の子の写真送ってもらってたな

一先ず後部座席のドアを開け二人を乗せる

エリ「は、初めましてっ」

相澤「エリちゃん、この二人は俺のお友達だ。警察の人だよ」

エリ「けいさつ……おまわりさん？」

相澤「うん、犬のお巡りさんだね」

相澤先輩がそう言うと、戌井さんは普段閉まっている犬耳をぴょこっと出して挨拶した。

エリ「わ…っ！いぬ、いぬさん…！」

可愛いが溢れていて情報処理が追いつかない

『私は結埜A、よろしくね』

エリ「お姉さんもいぬさん…？それともねこさん？」

相澤先輩がエリちゃんのシートベルトを締める様子を見て思わず『親子か？』と声が漏れ出そうになる

『お姉さんはね〜人間さんだよ』

通形「ユーモアが無いね！！！！」

『ぎゃあああああッ！！！？？』