【ヒロアカ】感電と発熱 (ページ46)

今日:21 hit、昨日:16 hit、合計:25,515 hit

46_考えろ有精卵ページ46

_

『なにここ、路地裏…？』

緑谷くんは、意味もなくこんなことする人じゃない…

────まさか

『マニュアルさん！
　おそらくですが飯田くんのいる場所がわかりました！』

マニュアル「まさかステインと対峙してるとか言わないよね？！」

『これも憶測ですが対峙してます！』

マニュアル「クソ、まずはここをどうにかしないと…」

嫌な予感がする

早く行かなきゃいけないのに……！

『一気に鎮火させます！』

最大出力───

マニュアル「おいおい嘘だろ……」

火事現場一帯の上空に水のブロックを生成し

──────落とした

『マニュアルさん！』

マニュアル「了解！」

落ちた水が氾濫しないように軌道修正をし、再び上空に戻す

散りばめられた水は範囲を広げ、雨としてまた落ちてきた

氾濫は免れた…よな

マニュアル「一応水深30mm程に散らせることは出来たと思うけど…」

『ありがとうございます…』

マニュアル「いやいや、火が消えたから戦いやすい助かったよ」

そして脳無対峙に戻ると

『エンデヴァー！！？なんでこんな所に…』

突如現れたエンデヴァーの手の中で、脳無が蒼い炎に焼かれていた

エンデヴァー「……俺の指名を無視した小娘か」

マニュアル「は？！Aちゃんなんでウチ来たの？！」

エンデヴァー「…江向通り4-2-10の細道へ向かえ」

そう言い残し、翼を持つ脳無を追って去っていった

マニュアル「でも、まだ敵が……」

『火は消したので後は私達でなんとかします
　せめてマニュアルさんだけでも早く彼の元へ…！
　飯田くんを、止めてください』

マニュアル「…了解」

『じゃあ、吹っ飛ばしますね』

マニュアル「ん？吹っ飛ば……ん？」

マニュアルさんを水で包み込み上空へ…そして

──────飛ばす！

マニュアル「うわあああああ！！？」

飛んでいったマニュアルさんを眺め、大体の目安で解除する

『………すみません、相澤先生』

こうなる前に、止めるべきだった