【ヒロアカ】感電と発熱 (ページ31)

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相澤「助けません」

『ぐえッ、』

なんでですかぁ、と捕縛布にギチギチと絞め付けられながら訴えかける

体育祭に向けての特訓とのことで、薙刀の使い方を教わろうと思ったのだが…

相澤「そういうのは俺じゃなくてミッドナイトの方が適任だろ

　まあミッドナイトは鞭だから…鞭が無理そうなら
　薙刀よりヌンチャクの方が近いかもな」

相澤「────そもそも！」

『ゔっ、ぐるじい……』

相澤「体育祭でコスチュームの着用や武器の仕様は禁止だ

　公平を期すためにな

　ただ自己アピールのためにサポート科は

　自作のものに限り装備が許可されている」

相澤「サポート科と同意の元申請すれば使用可能だが、

　まあ無理だろうな」

『アイテムに頼りすぎも良くないですね…』

相澤「ま、そーゆーこと」

ぼとっ、と雑に落とされる

『一応怪我人なんですが…』

相澤「短所をカバーするのも良いが、

　得意を伸ばすのも忘れるな

　戦闘は、いかに自分の得意を押し付けるかが重要だ」

『水圧で相手をぶっ飛ばせば良いってことですね！』

相澤「お前は急に頭が弱くなるな…

　個性に関して言えばブラドが近いだろ

　的中率の話ならスナイプになるが…」

まあやれることはやっておけ、と頭を撫でると別の生徒の方へと飛んだ

『( へ、平常心…平常心……！！ )』

────やっぱ好きだ、岸水さんのこと

────体育祭で結果残すから

────返事はそれから、考えてほしい

あの時も頭、撫でられたな…

しかも今朝わざわざ家まで迎えに来てくれた…

今までそんなことしてこなかったのに…

『ぅ………うわぁぁああああ！！！！！』

爆豪「うるっせぇぞ水女ァ！！」

瀬呂「なぁあれ良いの？良いの？

　絶対あの普通科の奴のことだろ」

上鳴「……俺には関係ねぇよ」

爆豪「………チッ」