【ヒロアカ】感電と発熱 (ページ22)

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22_悪意の序章ページ22

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上鳴「……ところで、それはなんなの？」

と、抱えていた武器を指差される

『これ？

　サポート科の人にお願いして作ってもらったの

　私遠距離は強いけど間合いに入られると弱いから…

　しかもなんと絶縁体！見ての通り刃はついてないから安心してね』

昨日の放課後にお願いして、お昼心操くんと別れた後に受け取ったのだ

私の攻撃は遠距離かつ直線攻撃が強いため、近距離中距離にも対応できるようお願いしていた

まさか薙刀なんてかっこいいものとは思っていなかったが…

なかなかにクセの強い人だったが、仕事熱心！といった感じで、大人になってからも世話になるのかな…なんて思ったりした

上鳴「え〜、俺のこと警戒しすぎじゃね？」

とにまにまする上鳴くんに溜息が溢れる

『( 警戒するに決まってるでしょ…色んな意味で )』

蛙吹「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なそ」

爆豪「んだとコラ出すわ！」

蛙吹「ホラ」

『ほんとだ…』

爆豪「ほんとだってなんだクソ！！」

上鳴「この付き合いの浅さで既に

　クソを下水で煮込んだような性格と

　認識されるってすげぇよ」

なんだそのボキャブラリー、言い得て妙だな

『爆豪くん入試の時もキレてたもんなぁ

　昔からああなの？』

緑谷「えっ？！ま、まぁ……

　ていうかかっちゃんと会場一緒だったんだね…」

爆豪「ああってなんだ指差すなクソが！」

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13号「あらゆる事故や災害を想定し

　僕がつくった演習場です

　その名も───……」

13号「ウソの(U)災害や(S)事故ルーム(J)！」

13号先生の話を聞いていると、相澤先生が近づいてきた

相澤「お前のそれ、サポート科の奴からか」

『は、はい』

相澤「良い向上心だ

　これからも世話になるだろうから関わりは大事にしとけ」

ぽん、と頭を撫でられ思わず口角があがってしまう

相澤先生に褒められるの、良い…！

13号「この授業では心機一転！

　人命のために、個性をどう活用するかを

　学んでいきましょう」

昨日の反省を活かして課題を乗り越えるぞ、と決心したその矢先

相澤「一かたまりになって動くな！

　あれは…敵だ」