犬「見事な手際の良さだびょん……」 ページ23
「関係あるとしたら……？」
「は？」
突然真剣な顔で静かに言う男に、思わず顔をしかめた。
一体なんの根拠があって、そういうこと言うんだ……
「そんなはずない！！」
「本当にそうかな？」
きっぱり否定した言葉に、否定を重ねる。
「よくよく思い出してみなよ。
めんどい君は暗殺者に狙われているのに、悠長としている。
しかも、やっと危機感がでてきたと思ったら、雲雀恭弥のところへ通うように……」
「！！！……なんで知って…」
「知ってるさ！！
君がめんどい君とどういう学校生活を送り、
どんな思いを寄せ、
どんな守り方をして、
さらには、君の頭がどれ程悪いのかもわかった！！！」
「………っ、！！」
狂ったように信憑性の薄いことを叫ぶ男に圧倒され、押し黙る。
「だからこそ、頭のいい僕は推測できるわけだよ。
めんどい君の部屋『かも』しれない部屋に、ボンゴレの霧の守護者の『ような』男がいた。
いやはや……これはびっくりしちゃうよね！
でも、まだおかしいところはある。
応接室への異常な執着、怪しい身元、
それから、『シモンファミリーのボス』である炎真に頼ろうとしないとこ。」
「！…ちょっと、何…それ……？
何が言いたいの？」
何が言いたい？
と尋ねはしたが、
炎真は困惑と動揺の中にいても、ひとつの答えを組み立ててしまっていた。
それでも炎真は、あえて男に尋ねた。
自分の答えを否定してもらう為に。
しかし、心の中では叫んでいる。
言わないで。
嫌だ、お願いだから………何も言わないで。
でも、男は容赦なく、牙を立てた。
「わかってるくせに」
そして、さっきと何一つ変わることのない笑顔で、
あまりにも残酷に。
「君の一生懸命守っていためんどい君は
君の敵、ボンゴレだよ」
「もっとも……
『守っている』
なんて思っていたのは、君だけなのかもしれないけどねぇ」
『おお！オレ達の好みに合わせてケーキ買ってきたのか！？』→←フラン「はいはい、ちゃんと分けてあるんで焦らないでくださーい」
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ラーナ(プロフ) - たくさんの応援メッセージありがとうございます！！！丁寧に返せなくてすみません……でも、元気が出てきました！ドンドン更新していきますっ！こんな私ですがこれからも応援よろしくお願いします！！ (2014年9月15日 16時) (
レス) id: d880c69566 (このIDを非表示/違反報告)
羽霧 - すごい、面白い！！はまったよ！！ (2013年12月23日 21時) (レス) id: 2ffb3e71a4 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - こんにちは たぶんカスのぶんざいでってのがが下巣のぶんざいでになってます (2013年11月6日 18時) (レス) id: 9aaa700ae9 (このIDを非表示/違反報告)
ボカロ隊長(プロフ) - 面白いです♪更新頑張ってください！♪ (2013年7月12日 7時) (レス) id: 988493e2c9 (このIDを非表示/違反報告)
狐狗狸( ´艸｀)(プロフ) - ラーナ！！お久しぶり(^^ ) 続きが凄く気になる！相変わらず超面白いね！これからも応援してるよ！ (2013年7月7日 22時) (レス) id: 82756433f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラーナ | 作成日時：2013年5月18日 18時
