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『そんなに泣かないの』
「うんっ…」
『もうこんな時間だよ、寝よう？』
「起こしてごめんね…？」
『いいんだってば！ほらおいで？』
「え？どこに？」
私の指先を優しく掴んだ陸が立ち上がる
『どこって、ベッドに？』
「ば、バカ！一緒に寝ないってば！」
『でも怖い夢見たんでしょ？寝れるの？』
それは…
黙り込んだ私を、
『よっ、と』
軽々と抱き上げた陸
「っは、はなせっ！！」
『はーい暴れない暴れない〜』
寝室に連れていかれて、広めのベッドにおろされる
さっきまで彼が寝ていたから、ほんのりと温かい
布団を肩までかけられる
しゃがみ込んで私と目を合わせる彼
『体冷やさないよーにっ』
そしてニコッと笑うと、どこかへ行こうとまた立ち上がった
「え…ちょ、どこいくの」
『え？俺向こうで寝るよ』
「向こう…て…？」
『ソファかな』
「ダメだってば！私がそっち行くから！」
『でもまた怖い夢見たら嫌でしょ？絶対ソファで眠り浅かったから変な夢見たんだよ』
「でもソファは風邪ひくからっ」
『大丈夫大丈夫！俺鍛えてるし！』
鍛えてるとか、菌に効くのかよ…
1人で寝るには広いベッド
「じ、じゃあ一緒に寝ればいいっ…！」
勢い余って口から出た言葉に、私何言ってんだろうって。
『いやぁさっきの冗談だよ？流石にそれは…』
「またっ…変な夢見たら困るし…」
もっと可愛い言い方は出来なかったんだろうか、私。
こんな夜中に陸、起こしておいて。
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ぬう(プロフ) - ゆらさん» すみません、存じ上げません。人様の作品の引用等はしておりません。ご不快に思われたようでしたら申し訳ございません。 (2020年2月19日 8時) (
レス) id: a381596225 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 最新の短編集と全く同じ内容かつ同じ台詞の作品を他サイトで拝見した事があるのですが、もし引用されていらっしゃるのであれば明記された方がよろしいのではないでしょうか？少し気になった為コメントさせて頂きましたm(_ _)m (2020年2月18日 23時) (レス) id: 676fbb6c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2020年2月9日 0時
