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1人で入るには広い
綺麗に並べられたシャンプー、トリートメント、洗顔
ゆっくり足を伸ばして浸かれるバスタブ
お湯までしっかり張ってくれるなんて
初対面の私にどれだけ親切なんだろう
頭を洗って、体を洗って、
あ…メイク落とし…
そう思って風呂場を見渡すと小さなトラベル用のオイルクレンジングが目に入った
私、何も考えずに付いてきてしまった…
陸って彼女居たりする…？
このクレンジングはお泊まり用とかじゃ…？
だとしたら彼女に悪い
お風呂上がったらちゃんと聞かなきゃ
ちょこっとだけ拝借したクレンジングを最大限に水で伸ばしてメイクを落とす
せっかく溜めてくれたお湯
ほんの数分だけ浸かって
バタバタとお風呂を出た
『あ、おかえり〜』
ほい、と渡されたペットボトルのミネラルウォーター
「あ、ありがとう」
…じゃなくてっ！！
「あのっ…彼女いたりする…？」
恐る恐る聞いてみた
『え？何急に』
「いる…？」
『いません…』
「あ…なんだ…」
ほっとした
私、リョウちゃんと本当に同じ事してしまってるんじゃないかってビクビクした
『なんで？どうかした？』
「ん？あぁ、クレンジングが…」
ん？と首を捻った陸は、あぁ、あれね、と話始める
『撮影用のメイクがさー、どうしても落ちない時に使うの。あれ俺用』
「彼女のだったらどうしようって思った」
『俺流石に彼女いたら家に女の子呼ばないよ？』
そう言った彼は、ぽんっと私の頭を撫でると
クイッと顎でソファの方を指す
『あそこにドライヤー差しといたから使って？俺もお風呂入る〜』
そして私を置いてバスルームに向かった
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ぬう(プロフ) - ゆらさん» すみません、存じ上げません。人様の作品の引用等はしておりません。ご不快に思われたようでしたら申し訳ございません。 (2020年2月19日 8時) (
レス) id: a381596225 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 最新の短編集と全く同じ内容かつ同じ台詞の作品を他サイトで拝見した事があるのですが、もし引用されていらっしゃるのであれば明記された方がよろしいのではないでしょうか？少し気になった為コメントさせて頂きましたm(_ _)m (2020年2月18日 23時) (レス) id: 676fbb6c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2020年2月9日 0時
