ぬーさんに愛され中。

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大希くんのスマホに着信が入った。










常「お前ら今から雑誌の取材だって」








1週間前に先方の都合で延期となっていた取材が今から入ったと連絡がきたみたい。








勢「うわーー今日そのモードじゃないわ」



新「、、、」



井「えーーーAと大希2人っきりになるじゃん！」












そう。せきゆーと和輝くんと理くんが3人でいなくなるということは必然的にふたりっきりになるということ。











常「しかたないだろ」







そういいながら頭の中はAの「ぎゅーして？」が大半を埋め、早く出ていってほしいとつい口にしてしまいそうになる。









グループLINEに一言、マネージャーさんから「まもなく下に着きます」と連絡がきて嫌々準備をし始める










勢「Aー？いってくるね」



新「お腹あっためとくんだよ？」



井「大希にへんなことされたらすぐに言うんだよ！」











A「理くんじゃないもん、そんなことしないよ」










そういって短時間の別れを告げ、しんとなる。







少しの無音のあと優しい心配の声が響いた。








常「A？大丈夫か？」







A「んーーーだいじょばない。ぎゅーってしてほしい。」









甘えるように抱きついてくるAに本気でクラクラしそうだ。










A「大希くん？？あつい？大丈夫？」









反対に心配されるのは流石におかしいので「大丈夫」と言いながら、自分より少し下で頭を傾げてこちらをみるAから目を逸らす。














常「とりあえず俺あっちでギター弾いてるからここで横になってな」










そう言ってAをソファーに横にしようとすると











A「や、大希くんから離れたくない」












抱きしめる手に少し力が入り、より常田は自分の理性が飛びそうになるのを必死で抑えた。

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