気づかれぬように。【白膠木簓】

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数日後、探偵の身元調査が終わったらしく電話で会える時間を聞いてきた

今日の午後と伝え、また別の現場に急いだ。









そして午後。

先日の集合場所とは打って変わってこじんまりとしたカフェで
調査の結果を知らせてくれるようだった。









白｢で、どうだったん？｣









そう聞くと探偵は無言で資料を取りだした後
男の名前とその他の女性関係について教えてくれた。

聞く限りは多くの女と関係を持っているようだ。









白｢最低男やんか｣









お前が言うんか、みたいな顔せんといて。

心辛いやんか。









白｢まぁとりあえず、この男は黒っちゅーことやね｣









そうですね。と珈琲を口に運ぶ探偵。
他になにか調べて欲しいことはありますか？と聞いてきた。









白｢特にないで、充分充分！｣









そう言うと、そうですか。と一言口にしお代を置き去っていった。









えらい淡白な探偵やな。
もう少し愛想良くてもええんとちゃう？

仕事柄そうしなきゃあかんのかな？

それだったらおれとおなじやな。









受け取った資料の中身を詳しく調べるとメモを発見した。

そのメモを確認してみると、とある名前が書かれていた。
『この女性は普通』と端に書かれて。

その名前は









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“天戸A”









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冷静に考えて女癖の悪い男に普通の女性は付かない。
そして彼女の職業的に男にだらしない女ではなさそう。









これはええもん用意してくれたなぁ。

探偵さんに感謝や









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白｢あかん、ちょっと嬉しいとかじゃすまへんかも。｣









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1人笑みを浮かべながらメモを眺め続けた。









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ようやく手に入れた









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1日更新遅れてしまい申し訳ございません…

火曜日は更新できるかどうか…
のレベルで忙しくてですね……

極力更新していきますのでよろしくお願いします

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