●realize 15 ページ17
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再度車に乗りこみエンジンをかける。
しっかりとハンドルを握り自分のやるべきことを今一度確認する。
白「俺は自分の手で全てを変える。」
そう口に出た心の声に気づかずそのままアクセルを踏み車を前進させた。
数十分経って、大通りで渋滞に捕まっていた。
白「別に普段はこんなことでキレたりせぇへんし、短気やないんやけど、なんでこんなに詰まっとるん?…
異常やろ…」
何故か渋滞しているのを嘆き、タバコに手をかけようとしたが
先程のことを思い出しまたハンドルに手を戻す。
タバコ吸えへんのキツいなぁ…
暇つぶしがあらへん。
白「…はぁ………………
ん?あれって例の彼女やないか……。隣の男は………
彼氏か?」
決めつけはあかん、ようみて判断するべきやね。
そう心で呟き、柄ではないが観察をすることにした。
白「…距離は近い、例の彼女は終始嬉しそうやね。男の方もやけど。
あ……………手ぇ繋いどるなぁ」
こりゃ確定やな
そう確信した瞬間に腹の底が煮えるような気分になった。
これが俗に言う嫉妬というやつだろうか?
今にもカチコミしに行きたくなる気持ち
これが嫉妬?…ちゃうやろ。
もっと聞くところによると可愛らしいもんやん?
白「とりあえず、腹が立ってるっつーのは変わらんなぁ」
見てても気分が良くないので窓を閉め
ズボンのポケットに入っている携帯を半ば強引に取り出した。
白「これだけでイライラするってどういうことやねん」
冷静さと腹立たしさのせいで何をするかを忘れてしまった。
顔を両手で覆いため息をついた。
クラクションの音で渋滞が晴れたのに気が付いた。
疲れているんだな。帰ったらすぐ寝よう。そう強く思った。
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アイラ(プロフ) - すごく面白いです!続き楽しみにしてます。あとすみません、盧笙が蘆笙になってる時があるのが気になります…!これからも頑張ってください(*´ω`*) (2019年12月28日 21時) (レス) id: ad4f815ed1 (このIDを非表示/違反報告)
例の人(プロフ) - ぜりーさん» 温かいお言葉ありがとうございます…!少しずつですが頑張ります… (2019年10月30日 20時) (レス) id: 1d4ce644d1 (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー(プロフ) - 例の人さんの小説すごく好きなので少し遅くなったぐらいで私は全然大丈夫ですよ!!更新頑張ってください!! (2019年10月27日 21時) (レス) id: 2adc1888f6 (このIDを非表示/違反報告)
例の人(プロフ) - ウルクの民はここにいます…さん» コメントありがとうございます...!とても励みになります...明日まで更新が疎らになりますが、よろしくお願いします...()とりあえず生き返ってくださいね! (2019年10月24日 15時) (レス) id: 1d4ce644d1 (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - んんんんん………好き(ド直球)こういうの好き、ヤンデレ迷てるけど本人に怖がらせんように気づかれんようにこっそりやってるんがまたええ…好き……更新、頑張ってくだ(((ごふっ…(吐血死した音)………チ────ン… (2019年10月23日 21時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:例の人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mabaraai/
作成日時:2019年10月5日 21時