9話[ツギハギ呪霊を拾う最弱()] ページ10
墓多
「じゅ、呪霊？！！！」
私は叫び声を上げた＿＿
・
？？？
「へぇー俺ってじゅれいって言うの？」
色の違う双眼。
ツギハギの体。
そして体中に回る呪力。
それらを有する呪霊は、なんとも覇気が無い返答をした。
墓多
「ん？君は呪霊では無いのですか？？」
人の言葉を発する呪霊の言葉に墓多は困惑する。
呪霊
「んーっとね！気づいたらここに居て、さっきお団子で変な前髪の奴が
とっきゅう？がなんとかかんとかって言ってた！」
お団子。前髪。それを指す者は1人しか思い浮かばない。
墓多
(夏油………？)
そう。夏油傑である。
しかし夏油は去年死んだ筈だ。
墓多
(後で報告しなければ…………)
黒い影はそこまで来ていた
呪霊
「おにーさんは誰？」
呪霊が尋ねる。
墓多
「ﾋｯ！！禅院………墓多です……最弱です……」
呪霊
「墓多って言うんだー！えっと、俺は………………
無いや。」
少し悲しそうに呟く呪霊に、墓多の良心が働いた
墓多
「では…私がつけてあげましょうか。」
(上から目線な態度になってしまｯｯｯたｱｱｱｱｱ！！死にました。サヨナラ直哉)
脳内がうるさい奴である。
呪霊
「ほんと？！やったぁ！！」
赤子だ。墓多は白目を向く。そして拾うと決意した。
墓多
「では、あなたの名前は
真人です。よろしくお願いします」
-----------------続く-----------------
脳内がうるさい最弱()
・メカ丸にやっちゃえ無為転変するかも知れない。くっ付け
幼女()真人君
知り合いに「メロンパンがあのように教育した！真人は悪く無い！！」と言う暴論を叩きつけられたので。
一理ある
10話[突撃！お前が晩ごはん☆]→←8話[幾千もの季節超え]
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作者名：ゆずさん＠駄作者 | 作成日時：2024年1月20日 15時
