逝らっしゃいませ、墓多です！最弱です！【呪術廻戦】 (ページ3)

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2話[反乱] ページ3

どこまでも澄んでいる青い空。
夏特有の緑が茂る木々。
そして、熱く輝く太陽＿＿＿＿

の下で致命傷の直哉。

墓多
「全く。最弱だからって舐めないで欲しいですね」
直哉
「決して舐めている訳ではございません」

そう。決して直哉が舐めて手加減している訳ではない。
むしろ本気である。
だが、黄金色の雷を纏っている巨大な怪物を前にして言えるはずもなく…

墓多
「そしてこんな最弱に負けていては交流会でも負けてしいますよ？」
直哉
「逆に壊滅させそうで怖いわぁ」
墓多
「貴方にそんな力はございません。ましてや五条の御曹司やその親友相手に」

直哉が言ったのは「墓多が」という事なのである。
その通りで墓多は、無下限相手に完封されるほど弱く無いし、呪霊なんぞ塵さえ残れば奇跡というレベルなのだ。
それを知らずに最弱と言い張る男はただのサイコパスである。

直哉
「いえ、兄様がね？」
直哉は再び敬語に戻る。そして、精一杯の反論をした

墓多
「たかが4級のゴミが何故特級に勝てるとお考えで？」
直哉
「いや、特級レベルやで？君」
思わず素に戻る。

墓多は4級である。表向きは。
以前「特級にしてやろうかな、」と呟いた上層部に黒龍をぶっ放したのである。

その時の墓多が放った言葉がこちら。

墓多
『それは何かの間違えです。いいですね？私は4級です』
暗黒笑みを浮かべ、隣で黒龍が威嚇する。

これ以降、彼を特級にしようと思う者はいなくなったのである。

-----------------続く----------------
黒龍と金雷公をぶっ放したお兄様
・私は最弱です。異論はございませんね？
YES。master

地面がお友達になった金髪
・わぁ。お空きれい