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10話[突撃!お前が晩ごはん☆] ページ11

上層部。
あの五条すらも認める腐った集団。

今、宿儺の器に対して議論を繰り広げていた。
五条はめんどくさそうに反論し、圧をかける

五条
(全然墓多こねぇじゃん)
早くこいよな、と声にもならない呟きを漏らす

その刹那。

ドゴッ!!

大きな物音がした。
上層部は狼狽え、五条は笑みを浮かべる。

五条
「おっそいよ〜墓多………?」

ガルク
『グルルルルルルッ………』
ガルク
『フゥッ!』
真人
「突撃!お前が晩ごはん☆」
視線を移した先にはツギハギの呪霊と6体のガルクが居た。

五条
「うっっっわアイツ逃げたね
それにしても特級呪霊をよこしてくるなんて……最ッ高だね!」

五条がそんな事言っている間にもガルクは上層部をボコボコにしている。
墓多からの《直ちに両面宿儺の器の処刑を取り消せ。さもなくばガルクが噛み殺す》と言う手紙と共に。

真人
「アンタがごじょーさとる?」
真人がとててて…と可愛らしい足音を立てて、五条に声を掛ける

五条
「んー?そうだよ!」
二パッっと言う効果音が合いそうな笑顔を向ける。危機感の欠如。

真人
「ぼたからのでんごん!」
舌足らずでフニャッとした声で手紙を渡す。

五条
「ありがとー!」
最早上層部の事など目にも見えないようだ。
そして丁寧に紙を広げて、手紙を読む。


五条
「は?」
五条から一瞬殺意が放たれる。
真人はそれもニコニコと見つめていた。

五条
「………マジかぁ……」
黒い影はすぐ後ろにきている。











???
「あれ、ツギハギの呪霊何処行った?」
黒い影が呟いた。

-----------------続く-----------------
出番がなかったお兄様
・手紙の内容を後悔している

真人君
・実はあまり喋れない。前回は墓多の回想。

殺気だった目隠し
・殺す。

???
・あの呪霊の術式欲しいのになぁ。探すか

11話[宿儺の器に会う前に」→←9話[ツギハギ呪霊を拾う最弱()]



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作者名:ゆずさん@駄作者 | 作成日時:2024年1月20日 15時

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