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「…もう、朝か。」
あのまま寝てしまって起きたらもう朝だった。
リビングに行くと翔くんが居て、テレビを見ていた。
「あ、智くんおはよ。」
「おはよ。」
今日も早く起きれて、翔くんとご飯を食べて学校まで一緒に行く。
「今日、昼屋上で食べる。」
そう言って彼を見ると驚いたような顔をした。
「…なに？」
「いや、最近智くんさいつも何処か行ってるよね。」
そういえば、松潤の事言ってなかったか。
「新しく友達が出来たの。」
「へぇ。俺にも紹介してよ。」
「ふふ。またの機会に。」
そんな話をしているうちに学校に着いた。
靴を履き替えようと靴箱を開けると。
「…うわっ…！」
翔くんのその声に振り向くと、彼は自分の下駄箱を勢い良く閉めてそこに佇んでいた。
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作者名：Sora | 作成日時：2019年2月20日 8時
