1ヶ月の恋 (ページ7)

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彼女を車に乗せて、いつもの行きつけの店に連れていった。

でも、、、

「なんで！？今日、休業日だったっけ、、、」

お店の前にはCLOSEの文字が。

なんで今日に限って休みなんだよーーー

.

彼女は、「大丈夫ですよ」と言いながら、お腹をさすっている。

めっちゃ、お腹空いてるんだろうなー。

どーしよ、この近くにお店あったっけな。

周りを見渡すと、マックの大きな看板が見えた。

「なぁ、マックのドライブスルーとかでもいい？」

「なんですか、それ。」

え、まじで言ってんの？この子。

「まず、マックは知ってるよね？笑」

俺が聞くと、まさかの困惑顔。

.

マック知らない人とか、この世に存在するんだ笑

彼女はいったい何者なんだろう。

何も分かっていない彼女を車に乗せて、ドライブスルーをした。

「すごいです！！こんなことできるんですね！！」

ドライブスルーだけで、こんなに騒ぐ人は、この世に君だけかもしれない。

マックでいろいろ買ったあとは、どこに行くわけでもなく、ただ車を走らせた。

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君と離れたくなくて。

.

俺とは違う、素直な心を持った君と。

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気づいたら、よく来る海に車を止めていた。

「海だーーー」

子供のようにはしゃぐ君。

「お兄さんもこっち来てくださいよー！！」

彼女がこっちこっちと手招きする。

俺は、駆け足で彼女の元に行った。

彼女の隣にもうすぐでつく所でビシャっと顔に冷たいものがかかった。

前を見ると彼女が、ニカッと笑いながらこっちを見ていた。

「おまっ、、かけやがったなー！！」

「きゃーーーー」

俺も彼女に水をかけようと追いかけた。