検索窓
今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:31,524 hit

第4話 少女、勧誘される ページ9

女子「ねぇねぇ!凛桜ちゃん!これからよろしくね!」


凛桜「あぁ、よろしく」にこっ



自己紹介を終えると直ぐに集まり出す子どもたち。



たんにんのせんせいという者はじしゅうにするとか言ってどこかに消えてしまった。



そのため今は元気な子どもたちに質問攻めにあっている。



女子「凛桜ちゃんは前の学校ではなんの部活してたの??」


凛桜「?ぶかつ?特に何もしてないが」



清継「なら!僕が仕切る清十字探偵団に入らないかい!?」




リクオ「!!!!?」





そう言って声をかけてきたのは2人の少年。



清十字探偵団?



凛桜「…君は?」


清継「僕は清十字清継さ!」


島「ぼ、僕は島二郎って言いますっ!!!」



凛桜「…どーゆーことするんだ?」


清継「妖怪や怪奇について研究したり探検したりする活動さ!」


島「こないだは捩眼山にいって温泉とか入ったんすよ!」




捩眼山?


たしかあそこは牛鬼が仕切る土地では…?




そんなとこへも探検するのか今の子供たちは。



まぁ、なるほど。



活動の内容は理解したが、


私を含め一応その妖怪が目の前にいるのだが…?と思いちらりと隣のリクオに視線を向けるとリクオは小さくハハハ…と苦笑いをしていた。




凛桜「(…まぁ、退屈しのぎにはなるか) いいよ、私もその活動に入れさせてくれ」




リクオ「えっ!!!!???」



清継「おお!!!!」



島「やった!!!(これで可愛い子と一緒にいられる!!!)」




これからよろしく、凛桜くん!と嬉しそうに私の両手を掴み上下に揺らす清継と言う少年。



カナ「凛桜ちゃんも妖怪とかに興味あるの?」




凛桜「ん?いや、退屈しのぎにはなるかなとおもって」



カナ「なるほどね!」




そう笑顔で話すのは席に着いた時に話しかけてくれた後ろの席のカナちゃん。





カナ「そーいえば、凛桜ちゃんはなんでこの学校に来たの??」




凛桜『ん?ちょっと会いたい人がいてな』





カナ「え」





そう言いながら横目でちらり隣をみるとビクリと肩を震わしている孫の姿。






くくっ…面白い反応するの






女子「きゃー!!!!もしかして彼氏とか!?」






凛桜『かれし?まぁそうだな』



リクオ「ぶっ…ゲホゴホ」←ムセた



カナ「リクオ君大丈夫??」



かれし…というのはよく分からないがとりあえず若者の話に合わせておこう。



そう思い発した言葉だったが何故か隣で咳き込んでいる様子の孫だった。

第5話 少女、迷子になる→←***



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
148人がお気に入り
設定タグ:ぬら孫 , 最強 , 鯉伴生存
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヒエ(プロフ) - 続きを下さい! (2022年8月7日 19時) (レス) @page14 id: b7b4b6a723 (このIDを非表示/違反報告)
ラキア - 面白かったです!!続きはないんですか?? (2022年3月4日 21時) (レス) @page14 id: 419133df1a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夕月 | 作成日時:2020年11月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。