【ぬら孫】最強の妖姫は総大将と知り合いだそうで。 (ページ8)

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凛桜『初めまして、隣町から転校してきた“ 奴良凛桜”です。どうぞ仲良くしてね(微笑)』

リクオ｢！(き、昨日の…っ!!!?)｣

カナ「…え？奴良って…リクオ君と同じ名字？」

凛桜…と名乗った少女は明らかに昨日の夜に出会った少女だった。

黒く長い髪を2つに結び黒の着物から女の子らしい服へ変わっていたが明らかにあの子そのものだった。

な、なんで…ッ!!???

てゆうか今、” 奴良 “って言った!!!????

え！？なんで!!!???(混乱)

頭の整理が付いていけずに彼女をまじまじと見つめているとふと、目線が合う。

リクオ「っ」

凛桜『…(にこっ)』

そして彼女は僕を見て小さく微笑んだ。

…かわいい…

ふとそんなことを思ってしまう。

しかし、いやまてまてと、心を落ち着かせる。

見た目は普通のかわいい女の子だけど彼女は妖怪で昨日不法侵入してて…しかも名字が奴良って…じいちゃんか父さんの親戚？？

いやいや、妖怪に親戚なんていないし、そもそも僕そんなの知らないし…！！

え、じゃあ、

父さんの隠し子…!!!????

いやいやいやいや、そんなはずない。

確かに父さんは昔不良癖があったって母さん言ってたけどいやでもそれは無い！！！！！

片手で顔を覆いながら回らない頭をフル回転させる。

先生「あーそんじゃ、奴良の隣りの席…あ、あのメガネのこの所な」

凛桜『はい』

リクオ「…えっ!!!!!?????」

まったく整理が追いついていないなかさらに追い打ちをかけるようにそういう先生。

その言葉を聞いてばっと顔を上げるとすでに目の前にいる彼女。

リクオ「ッ」

凛桜『(にこっ) よろしく、”リクオくん“』

そう言いながら柔らかく笑う彼女はやっぱり綺麗だった。

リクオside 終