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「授業終わって、もう30分経ってる…」
深澤「ね、どうする？」
「…どうしましょう」
今更、教室に戻った所で翔太くんは居るだろうか
翔太くんの事だから、もう帰ってそうだけど
でもこのままだと翔太くんとは気まずいままだしなぁ…
深澤「んは、難しい顔しすぎ、わら」
深澤「大丈夫、いま翔太来るよ」
「え、？いま？」
佐久間「俺っちが連絡しといたあ！」
深澤「そゆこと！」
「え、え、え？！」
急な展開に テンパっていると俺らは帰るかー、と
ゾロゾロと立ち上がり非常階段を昇っていく
ラウール「Aまた明日ね！」
康二「ちゃんと仲直りするんやで！」
深澤「なんかあったらすぐ言えよ〜」
岩本「頑張れ」
佐久間「うーっす！んじゃ！」
「あ…また、明日、」
ゲラゲラと笑いながら帰って行った皆に呆然としながらも感謝する
緊張、するな
翔太くんとちゃんと話せるかな
深呼吸してみるけど、どんどん近付いてくる足音に心臓が保たなそう
『はあ、いた』
「…翔太、くん」
『お前最悪、教室にいろよ』
はあ、と乱れた呼吸を整えて私の隣に座る翔太くんの顔は赤くなっていて汗が流れていた
…探してくれてたんだ
それだけで胸がギュウゥ…と苦しくなる
『…さっきはごめん』
ぶっきらぼうに放たれたその言葉は簡単にモヤモヤを溶かした
「私も、ごめんなさい」
『いや、俺の言い方が悪かったし、態度も最悪だった。お前は悪くない』
「…泣いた」
『泣くのは最悪』
「っほら、怒ってる！」
『怒ってねえよ、お前が泣くのなんか今更だろ』
「、なにそれ…」
ふは、と笑って私の前髪をクシャッと触る
『花はさ、別に恋愛感情があるとかじゃねえから』
「え、？」
『あいつが元々、そういう距離感なんだよ、馬鹿なの』
「べ、別に気にしてる訳じゃ、」
何故かバレている私の気持ち
いや待って待って、心の準備できてないって！、と慌てて否定してしまう
『あれ、花のこと気にしてんじゃなかったの？』
「ち、違う…」
『んだよ、焦った俺が馬鹿じゃん』
「えっ、？」
ほら帰るぞ、と右手を取られて校門に向かう翔太くんの手には私の荷物
……さっきの言葉期待していいの…？
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nunu(プロフ) - 蝶子さん» コメントありがとうございます（ ; ; ）読みやすいなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張れます（ ; ; ） (2021年9月6日 4時) (
レス) id: a19a4d5c19 (このIDを非表示/違反報告)
蝶子(プロフ) - はじめまして(*^^*)とても読みやすくどんどん読み進めていけます！短編なんてもったいないです！長編でガッツリ読ませてください！！楽しみにしてます！ (2021年9月5日 20時) (レス) id: 5dbc5644bd (このIDを非表示/違反報告)
nunu(プロフ) - みうさん» コメントありがとうございます！ラウちゃんのキャイキャイ感伝わりましたか…！？嬉しいです（ ; ; ）コメントありがとうございます！（ ; ; ） (2021年9月4日 22時) (レス) id: a19a4d5c19 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - キラキラした青春感、やばいです！ 初めての作品だとは思えないほど楽しませてもらってます、、 読んでるだけでラウくんのキャイキャイ可愛い笑い声が聞こえてきます笑 更新、主さんのペースで頑張ってください！応援しております！！ (2021年9月4日 1時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
nunu(プロフ) - kaeさん» わー！初めてコメント貰えて感激しております！自己満を詰め込んだ作品ですが、楽しんでもらう為頑張りますので温かく見守っていただけると嬉しいです（ ; ; ）コメントありがとうございます！ (2021年8月31日 21時) (レス) id: a19a4d5c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nunu | 作成日時：2021年8月25日 2時
