39 嫌なわけがなくて ページ39
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JK「…やっぱり嫌？」
「え？」
JK「俺とそういうことしたくない？」
「あの…」
JK「ヌナ優しいからほんとは嫌なのに我慢してんのかなってずっと思ってた」
グクは寂しそうに笑って私から視線を逸らす。
そうじゃない。
グクに触れられるのが嫌なわけがない。
ただ、怖くて。今の関係を失うのも、グクに触れてこの想いがさらに大きくなっちゃうのも、ただただ怖くて。
そしてシンプルに恥ずかしい。
グクの前で服脱ぐとかほんと無理！死ぬ！
けれどそんな私の勝手な思いでグクにこんな表情をさせてしまうなんて。
「違うよ。…グクに触られるのが嫌なわけないじゃん」
グクは逸らした視線をまた私に戻す。
私の言葉を聞いた丸い瞳の奥には小さな期待が光って見える。
「あの、ほんと恥ずかしくて…なんかグクがめちゃくちゃ男の子だし、それに私キスだけでほんと心臓のドキドキ凄くていっぱいいっぱいっていうか…」
そこまで言ってなんだか恥ずかしくなってきて、今度は私がグクから視線を逸らした。
JK「…ヌナ、きて」
グクはそんな私にはお構いなしに私の腕を軽く引っ張るとその厚い胸の中に私をしまい込んだ。
ぎゅっと抱きしめて優しく頭を撫でてくれるグク。
少しして身体を離すと、代わりにその甘い瞳が私を捕らえる。
もうよく知ったその温もりと感触。
けれど何回唇を重ねたって、この胸のドキドキは風化しない。
「…っ、グク…」
キスの合間にグクを呼べば、私を抱きしめるグクの腕に力が入る。
そうしてしばらくキスを繰り返しているとグクの大きな手が私の胸を包み込む。
いつもならここでストップをかけるけど、さっきそういう話をしていた手前いつもみたいにストップをかけられなくて。
私がストップをかけないことに気付いたグクは添えていただけの手をゆっくりと動かした。
服の上から優しく揉まれてグクの手の中でやんわりと形を変えるそれ。
グクに触られてるって事実だけで心臓はもう爆発寸前で小さな吐息が溢れる。
グクのキスはどんどん深くなって、服の上から胸をさするように触れるその動きに身体が勝手にピクつく。
「グク、…まって…」
JK「待たない」
縋るようにそう溢せば、グクは欲を灯した瞳でそう答えて私をソファにゆっくり押し倒した。
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ナノカ(プロフ) - ひーちゃんさん» やーんありがとうございます！！ぜひまた続き見てくださったら嬉しいです(*^^*) (2020年8月24日 21時) (
レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - 紫雫さん» うわんありがとうございます！続き公開したのでよかったらまた最後までお付き合い願います(*^^*) (2020年8月24日 21時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - Kumiさん» Kumiさんいつもありがとうございます！焦らされてるグク可哀想で可愛いんですよね…いじめたくなるタイプだな…また最後までぜひお付き合い願います(*^^*) (2020年8月24日 21時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - mgnさん» mgnシこんばんは！うれしいたのしい大好き何回見返してもほんとくすくすきて大好きです！！！早くゴムつけっぱジョングクを救ってあげますね…いつもありがとうございます。大好きです。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - さらさん» さらさん〜！伝わってよかったです！そうなんですよ…こんな言葉足らずでヌナは色々考えて傷付くにきまってるんですよ（ ; ; ）ジョングク〜！早く好きっていって！こちらこそありがとうございます。頑張りますね(*^^*) (2020年8月24日 21時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年7月19日 20時
