【JK】ヌナが教えて？

1 はじめまして【JM】 ページ1

【JM side】






みなさんはじめまして。

キューティーセクシーラブリー、パクジミンです。








誕生日は10月13日。血液型はA型。



身長は173cm。できたらもうちょっと欲しかったな。ほら、やっぱり背が高い方が男らしいじゃん？




でもこれはこれでいいかと思うことにした。

ほら、僕って可愛いで売ってるところあるから。









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今年25歳、社会人3年目に突入。

大手電気メーカーの営業をしてるんだけど、僕結構向いてるんだと思う。





もともとマメなタイプだし、自分で言うのもなんだけど愛嬌もある。

歳上のお偉いおじさんたちの懐に入り込むのも得意だ。






でも3年目にしてこないだ営業成績ランキングでトップをとっちゃった時はさすがに焦った。


先輩たちの顔を立てられなくなるじゃん、って。

でも結局そこのところも上手く立ち回れてしまうのが僕。我ながら世渡り上手だと思う。








わりかし人生うまくやってる。








まあ、友達はそんなには多くはないけど信頼できる友達はそれなりにいるし。









そして僕には、







JK「ちょっとヒョン。聞いてる？」







死ぬほど手のかかる幼馴染みが2人いる。


こいつはその内の1人。







この幼馴染たちだけが僕の悩みの種だ。








JM「あー、はいはい。聞いてるよ。Aの話でしょ」


JK「は？今はヌナがこないだ一緒にいた男って誰かなって話なんだけど」


JM「元を辿ればAの話じゃん」


JK「…まあ、そうだけど」






そう言いつつ若干納得がいってなさそうな様子を見ると、僕が全く話を聞いてなかったことに気付いてるんだろう。







JM「そんなに気になるならあいつに聞けばいいじゃん」


JK「だからー、それができないからこうしてヒョンに相談してるんじゃん」



JM「聞いたら素直に答えてくれるって」






頼むから毎回僕を間に挟もうとするのやめてくれる？








JK「でももしいい感じの人とか言われたら俺死ぬ」


JM「ないない。どうせ今回も会社の人とか取引先の人だって」









おまえはあいつに盗聴器や隠しカメラでも付けてるのか？ってぐらいに、Aが男と一緒にいるところをしょっちゅう発見するジョングク。




その度に僕はこいつの話を永遠と聞いてやり、挙げ句の果てにAに『こないだ一緒にいた男誰？』なんてカトクを送る羽目になる。







これじゃあまるで僕が嫉妬してるみたいだ。







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