yoja33 ページ33
“お前Aと一緒？”
“どこだよ”
“まさか、Aと男が一緒にいたりしないよな？”
“もしそうだったら、どうなるか分かってるよな？”
“A口説かれてたら承知しねーぞ”
「…え？」
これじゃまるで、
「Aが大好きなだけだから…。」
嘘でしょ？
「…ルハンさんが束縛してるのって、私？」
「…うん。」
「本当？信じて良いんだよね？」
「うん、現実なの。
認めたくないかもしれないけど…。」
私、だったんだ…。
「…ああ、A！」
涙が頬を伝ったのが分かった。
「ごめん、やっぱり辛かっ」
「違うの。
ほっと、しただけだから…。」
私のことを好きでいてくれてるって分かったから。
「えっと、思ったほど酷くなかったから？
…まさか、AってMな」
「違いますよ…。」
全く、この人は。
「私、ルハンさんがベッキョンさんを束縛してるんだと思って…。」
「ルハンさん…が、ベッキョンさん…を、
えええ！
あ、それであんな反応だったの？」
「認めてあげないとって思って…。」
「認めるって、ルハンさんとベッキョナを！？
ぷっ、あははははは！」
「やー！笑わないでよ！
真面目に悩んだんだから！」
「うんうん、ごめんね？
紛らわしいことして。」
「ふーんだ。」
「やー！A〜！」
「…ぷふっ。」
「あ、笑ったな！」
ふたりで盛大に笑う。
「…あ！」
「ん？どうしたの？」
「オンニ、一緒に控え室来て！」
「え、うん。」
ああ、あれ渡さなきゃ！
駆け足で控え室へ向かう。
ノックをし、すぐに扉を開ける。
「わっ、びっくりした！」
「お帰り！あ、ソヒョンヌナも一緒だ！」
周りの言葉は無視し、リュックの中から箱を取り出し、オンニの元へ。
「オンニ、お誕生日おめでとうございます！」
「わ、ありがとう！開けて良い？」
「はい。多分びっくりしますよ？」
「え、なんだろ…ぶ、あはははは！」
「ね？言ったでしょう？」
箱の中身は、シュークリームとシューラスク。
「やばい、以心伝心！」
「本当！」
「ねえ、A。」
「はい。」
小さな声で話しかけてきたオンニ。
「A、ルハンさんにメガネ渡されたでしょう？」
「ああ、控え室に忘れてたから。」
「あれ、一度控え室に取りに戻ってるのよ。」
何でだと思う？
そう言って、首を傾げるオンニ。
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蓮美(プロフ) - みのぽんさん» みのぽんさん初めまして。タオペンで、シカペンなんですか…。心中お察しします。寂しいですよね。誕生日のお話は大切にしたくて、特に時間をかけて文章を練りました。ですのでそう言っていただけて本当に幸せです。コメント、本当嬉しいです。ありがとうございました。 (2015年9月20日 22時) (
レス) id: 43c7fd0513 (このIDを非表示/違反報告)
みのぽん(プロフ) - 感動しました。私自身たおペンでジェシカペンです。だから特に二人の誕生日のところは涙が止まりませんでした。二人がこんなことを思ってくれたらいいなという気持ちと小説の中だけでも幸せな二人の姿が見れて本当に嬉しかったです。素敵なお話有難うございました。 (2015年9月20日 18時) (レス) id: 70d0a685f9 (このIDを非表示/違反報告)
蓮美(プロフ) - meruさん» meruさん、コメントありがとうございます！るぅペンの方にそう言っていただけて本当に幸せです。私自身、書いていてとても楽しかったです！本当にありがとうございました！またルハンさんのお話でお会いできることを願って(*´-`*) (2015年9月19日 11時) (レス) id: 43c7fd0513 (このIDを非表示/違反報告)
meru(プロフ) - はじめまして！わたし、このお話、とっても大好きで完結したのがちょっぴりさみしいな…なんて思ったり笑 るぅペンのわたしにとっては最高のストーリーでした。こんなに心があったかくなるお話をありがとうございました！これからも応援してます！ (2015年9月19日 0時) (レス) id: b239d8a1ab (このIDを非表示/違反報告)
蓮美(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん、はじめまして！コメントありがとうございます！お返事が遅くなってしまいすみません(>_<)コメント励みになります！楽しんでいただけるよう、頑張りますね！ (2015年9月6日 1時) (レス) id: 43c7fd0513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮美 | 作成日時：2015年5月20日 23時
